元金均等返済方式(元金均等方式・元金均等返済方式)とは
住宅ローンを組む場合、支払いの方法を選ばなくてはなりません。金利計算の元となる元金をどう支払って行くのかで大まかに2つの方法がありますが、元金を均等に均した額に利息を加え支払う方法が「元金均等返済方式」です。利息総額が安くなるのが特徴です。
金利の総額が安いのが元金均等返済方式の持つ最大のメリット
毎月、返済回数による均等の元金をベースに、利息部分はその元金残高による利率で支払うのが元金均等返済方式です。元金は堅調に減ってゆきますので、利息金もそれに合わせて少しずつ減ってゆきます。
均等に割った元金+金利を支払いますから、元金残高を見通しやすいこともメリットです。これは、他の支払方法に比較し、「自分たちが今現在どこまで支払って、残りがいくらあるのか」を明確に理解できるという”わかりやすい資金計画”に一役買ってくれます。
当初の支払額が高い事が唯一のデメリット
元金均等返済方式は、毎月コンスタントに元金を支払うものです。よって、返済開始当初の返済額が高くなってしまいます。ローン返済当初の返済額が高いと言うことは、それに見合った月収がなければなりません。ですが、この問題もローンの期間を可能な限り長くすることでクリアできるかもしれません。
自分たちの月収でこの元金均等返済方式を利用できるか、金融機関へ相談してみてはいかがでしょうか。
ローン返済スタート時に多くの金利を支払うことの利点
当初こそ金利分を多く支払う必要のある元金均等返済方式ですが、これがもたらす利点は多数あります。まず、「毎月これだけをローンに支払うんだ」と決めた金額を固定費として決めておけば、減ってゆく金利部分のお金を貯蓄に回すことができるはずです。この貯蓄も、引き渡し後から始まる家の劣化に伴うメンテナンス費用として知らず知らずのうちに貯まってゆくはずです。
メンテナンスのサイクルも、10~20年の単位で巡ってきます。この時に満足のゆく手入れができるかどうかで、快適な家を保てるかどうかが決まるというものです。是非、当初の返済額をそのまま支払うつもりで、減少して行く金利分を貯蓄するようにしてください。
ローン返済期間は、決して短いものではありません。その間にも収入の変化やご家族の状況の変化により不意に必要となるお金もあることでしょう。元金均等返済方式で支払う金額は月々減少しては行きますが、当初支払う金額を当たり前のものとして固定化しておくことで、自然と貯蓄ができることを利用し、長い人生で起きる不測の事態に備えることもできるかもしれません。
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