インバーター蛍光灯とは

住宅用語集
2015/03/30 2015/06/18

直流電力から交流電力を電気的に作り出すインバーター回路により始動する蛍光灯のことです。

蛍光灯にありがちだった、「点くまでの時間がかかる」「ちらつきが気になる」といったマイナス面を解消できることから、今では蛍光灯のスタンダードとなっています。

ワット数あたりの明るさはこれまでのものより数段上

従来のラピッドスタート式やグロー式の蛍光灯に比較し、インバーター蛍光灯は約30%明るいとされています。

同じ消費電力であっても明るい、つまり省エネといえます。

また、蛍光管の直径も小さ目であることから軽量で、オフィスや店舗でよく見る天井への埋め込み式の照明に適しています。

多少価格は高くなりますが、明るさの調整のできるタイプもあります。

高周波点灯により秒当りの発光回数が増えるということから、器具そのものと蛍光管との相性があり、間違って購入してしまうと「新しい物を買ってきたのに点かない」といったこともあります。

器具自体が「ランプフリー器具」であればこういったトラブルも格段に減ります。

電磁波に敏感な方には嫌われている面も

電磁波が体に及ぼす影響は、科学的に定説となってるものが未だないようです。

ですが、一部には電磁波の影響を受けやすいと感じておられる方がいらっしゃるのも事実です。

このインバーター式蛍光灯は、電磁波を多く発しているともされ、電磁波にデリケートな方は昔からある白熱灯を好んで使用されます。

ですが、テレビやパソコン、パソコンのモニターなどもこのインバーター蛍光灯と同等、ヘアドライヤーや温水洗浄便座、エンジンのかかった状態の車は更に電磁波を多く発生するとされていますから、恐れるには値しません。

※個人により感じ方は異なりますので、一概には言えません。

省エネ性能と更に優れた調光性でLEDに取って代わられつつあるが…

従来の蛍光灯と異なり、ちらつきがほぼ感じられず、省エネと言われたインバーター蛍光灯ですが、今やLED照明が安く手に入るようになったため、忘れられた存在となりそうな気配です。

ですが、LED照明並みの省エネ性を誇るT5蛍光灯やCCFL(冷陰極管)も発売されるようになってきたりと、蛍光灯を「過去の物」と呼ぶには早すぎます。

家づくりで内装を引き立たせる照明ですが、適材適所でより効果を得られます。

それぞれの特徴を活かし、必要なところに必要な光源を設置することが大切です。

今後も照明という分野からは目が離せない状況なのです。

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