マンションリフォームにかけたい費用―ここだけは!の7項目
近年、マンションのリフォームやリノベーションが脚光を浴びています。
駅に近かったり、買い物の便利がよかったりなど、
今では望みづらい立地条件を備えながらも
金額的に手ごろなのが魅力です。
ですが、やはりそのままではちょっと生活しづらい間取りであったり、
古びた設備が気になることもあるかもしれません。
そこで注目されているのがマンションのリフォームです。
中古住宅のリノベーションについてはこちらをご覧下さい。
どこまでの改修が許されるのかは、マンション管理組合の規約で定められていることがほとんどです。
そのため、購入前にきちんと「どこまでのリフォームが許されるのか」を確認しておくことが肝心です。
管理規約のチェックはお忘れなく。
さて、実際のリフォームで多い事例とその価格帯はどのようなものでしょうか。
1、バスルーム
価格帯としては、50~100万円が中心です。
単に浴槽(ユニットバス)の入れ替えだけでなく、壁面のタイルを落ち着いたものにするなどのトータルコーディネートで
ホテルのバスルームのような表情を持たせることもできます。
毎日のリラックスに大事な場所であり、なおかつ排水など他の世帯にも影響することが考えられる部分であるだけに
配管のように目に見えない部分にもきちんと配慮しなくてはなりません。
身も心も安らぐ場所となりますので、住み心地に大きく影響するポイントでもあります。
また、ヒートショック対策のためのヒーターや、洗濯物の室内干し用の乾燥機能、ミストサウナを導入したりと、機能面でも選択肢が広いのがこの浴室のリフォームです。
2、キッチン
価格帯としては、100~150万円が中心です。
システムキッチンを一新することが中心。
その他に、キッチンとリビングダイニングを仕切る壁を一部落とし一体感を持たせたり
壁付けキッチンを対面式に変更したりなど、
お客様を招く場でもあるリビングとも関係深いリフォームです。
食事の準備は毎日のことですし、お客様の目に触れてしまうリビングダイニングとも関係があるのですから、
一番力を入れたいところかもしれません。
単なる使い勝手だけではなく、「見せ方」もとても大事なこと。
シンプルに、ゴージャスに、カフェライクに…。
好みのテイストをきちんと理解し、表現してくれる建築家やリフォーム業者の存在がとても大事です。
特に排水設備が共用部分に設置されており、部屋の内部の変更がしやすいスケルトンインフィルの考え方に則ったマンションでは、このキッチンリフォームが最大の力を発揮します。
3、トイレ
価格帯としては、~50万円が中心です。
温水洗浄便座やタンクレスへの変更や、掃除のしやすい床材、消臭機能つきの壁材の取り付けなどでさわやかな空間を作り出すことができます。
年齢を重ねることや、突如のケガ、妊婦さんのことを考え手すりをつけておくのもよいでしょう。
収納を兼ねた手洗いカウンターを取り付ければ、お客様の目に触れさせたくないものをすっきりとしまうこともできます。
こちらもお客様の「おもてなし空間」であることに注目し、手入れのしやすい設備構成にしたいもの。
比較的狭い空間であることから、センスと機能の両立が大事ですね。
4、洗面
価格帯としては、~50万円が中心です。
こちらもお客様の目に触れるところですから、手を抜けませんね。
狭いながらも個性が出せるところなのですから、通常そばにあるトイレとテイストを合わせてコーディネートしてください。
ご家族にとっても頻繁に使用するスペースであるだけに、収納などの工夫は大切。
システム化された洗面台も便利ですが、好みの洗面ボウルを探し出し、水栓金具もそれにあわせたシンプルモダンなイメージに仕上げるのも楽しいです。
自分自身で考えるリフォームの入り口としては、手がけやすく楽しみも味わえるでしょう。
5、寝室
価格帯としては、~100万円が中心です。
和室をフローリングに変更したり、収納部分を増やしたりするケースが多いでしょう。
壁紙を好みのものに変えるだけでもかなりリフレッシュできます。
照明を間接照明に変更するなどして、落ち着きの場所を目指しましょう。
収納も、開き戸から引き戸に変更することで、ドア開放のための無駄なスペースを省くことができます。
大掛かりな工事を要さずに、効果が現れやすいのがこの寝室のリフォームの特徴です。
6、バルコニー
価格帯としては、~50万円が中心です。
タイルやウッド調タイルを敷き詰めるだけでも、単なるもの干し場としての機能だけでなく、おしゃれなくつろぎ空間へ生まれ変わります。
小規模なガーデニングが楽しめる作り方も可能。
ご家族の憩いの場になることでしょう。
ウッドデッキスタイルにすることで、リビングダイニングとの段差を解消し部屋が広がったようなイメージに変更することもあります。
この段差の解消は、お布団干しなどの際にも安全性の向上が見込まれ、実用面でのメリットも大きいのが特徴。
7、玄関
価格帯としては、~50万円が中心です。
オーダーで下駄箱や、コートなどの簡単なクローゼットを兼ねた収納を作成することがあります。
またその収納の表に鏡を張り合わせることで、お出かけ前の身だしなみチェックも可能。
実用性のアップと、狭さを感じさせないスペースへのイメージチェンジを目指しましょう。
また、収納の一部にぱたんと折りたためる玄関ベンチを設置すれば、腰痛持ちの方や、ご高齢のお客様にも心地よく出入りしてもらえます。
玄関は家の顔。
第一印象をスマートにするためにも、生活感をあまり感じさせたくない場所でもあります。
機能とすっきりとした印象を両立させるためにも、建築家やリフォーム業者など専門家としての知恵や工夫を借りたいところです。
インテリア事例を見てインスピレーションをもらおう!
このように、場所ごとに「見せる顔」が異なるリフォームポイント。
どんなイメージにしたいですか?
そこに求める機能はどんなものですか?
中古マンションの購入前にマンション管理組合の規約を確認させてもらいましょう。
購入前にリフォーム計画を立てないようにしてください。
先にも触れましたが、マンション管理組合の規約によって手を入れられる範囲が決まっているケースがほとんどです。
計画が問題なく進められるようでしたら、キッチンやバスルームなど特に大きく手を入れる場所は入居前に工事を済ませておいた方がよいでしょう。
もちろん、小さな手当てもまとめて行えるようでしたら後の生活の不便が生じることはありません。
どこにお金をかけるべきか、現状をきちんと把握した上で予算の配分を考えてください。
どんなイメージにしたいのか、またできるのか…。
きちんとイメージのすり合わせができるよう、
好みのテイストのリフォーム実績のある建築家を探すのが近道かもしれません。
作品集を隅々まできちんとチェック!
または、設備機器のカタログから、自分の思い描くイメージに近いものを見つけ出せれば、粗方のイメージは伝わるはずです。
設備機器メーカーのショールームに出向き、カタログをもらってくるところから始めるのも楽しいかもしれません。
中古マンションの良さは、生活面での利便性の良さを備えた立地にあります。
それらを維持しながら、自分たちの望むライフスタイルに沿うリフォームができたのなら、これ以上にない住環境を手に入れることができるでしょう。
長く住んできたマンションのリフォームも当然同じことです。
家族構成の変化など、今までの暮らし方を見直す時期にさしかかったとき、今までの部屋に違った機能を持たせることのできるリフォーム。
積極的に考えてみてください。
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