ひこそまち薬局
石川県 診療所・病院
池袋駅から徒歩圏内の細街路に面した敷地に、賃貸の一戸建住宅を依頼されました。
割と一通りが多く、住環境としては視線や音といった気配に注意する必要があるなか、SOHO(自宅兼事務所や店舗)利用される住人もターゲットに、賃貸住宅として過不足の無い住空間と事務所及び店舗にも利用可能な空間及びファサードが課題となる住宅でした。
そこで前面道路から建物本体をセットバックさせて、正面の外壁を二重にし、緩衝空間(インナーテラス)を設けました。
緩衝空間があることで、建物本体部の前面に大きな開口(窓)を設けても、一定のプライバシー、防犯性が保たれ、法的採光条件をクリアした開放感のある内部空間を1階まで獲得できています。
1階は、道路から緩衝空間に続き土間があり、店舗としても住空間としても使用可能。2階は、主寝室と水周り。3階は、LDKとバルコニーという構成になっています。