北品川の家
東京都 戸建住宅
鋳物業を営んでいる父と子供家族の三世代の住まい。 親族やご近所付き合いでしばしば大勢の方々が宴を楽しみにこの住まいに集うことから大人数を受け入れられるよう、フラットで無柱の続き間を採用した。和室は独立した部屋として使うこともでき、来客の宿泊などに利用できる。 柿渋の茶色と無垢の木の色、珪藻土の白と薄茶をモチーフに、経年変化を楽しめる全体の調和を図った空間。 建具や天井板野塗装、一部珪藻土の塗り壁など、施主施工の工事も設け、この住まいづくりに参加してもらい、メンテナンスの方法やこの空間に対しての愛着を共有した。