La luz amarilla -黄色い灯り-
滋賀県 戸建住宅
-アジアンリゾート-
クライアントからのKey Words
・水平/垂直ライン
・深い軒
・室内と室外の一体感
・光
暮らし方の要望
・ゆるやかに開き、ゆるやかに閉じる
・時間の経過に合わせて変化する空間
この住まいのシンボルとも言える正面の格子は、軒の水平ラインに対する垂直ラインを表現すると共に、内外の視線を柔らかく遮りつつ、透す役目ももっています。この格子と敷地と道路との高低差を利用して塀の一部をカットしたことにより、公園に遊ぶ子供達の様子を住まいの中から確認できます。また、春には公園の桜を室内に居ながら、楽しむことができます。
隣地からの視線を遮る為に、塀の高さを高くして建物と一体化させたことで、テラスと室内に一体感が生まれ、空間に広がりがでました。2階浴室には大きなテラス戸がありますが外部からは全くのぞかれません。
2階は子供の成長にあわせて、空間の構成が変えられるようになってます。
Spazio Vago -あいまいな空間- とは内外の空間のつながり方、時間の経過によリ変化する空間を表しています。
写真撮影:川元斉