隠れ家的蕎麦店 孤丘
埼玉県 飲食店舗 ~100平米
住宅密集地帯に3階建てを建てるので周囲の居住者に対しての圧迫感を少しでも和らげるために、視線の抜けを考慮した。視線を通す場所としては日中使用しない浴室を利用した。
室内は実際は狭いが、狭さを感じないで生活できるように工夫した
暖炉の設置場所を、暖かさのおすそわけとして炎が外部から見える位置にした。
暖炉の薪が燃え尽きる真夜中頃に1階の夜間蓄熱式床暖房が熱を発生しはじめるように冬の暖房方法を計画している。
冬は暖炉の熱が階段の吹き抜けを通して循環するため全館暖房が可能。
夏は屋上の木製デッキが屋根面の日射による高温化を防ぎ3階も快適。
将来の店舗・ショールーム・アトリエなどへの用途変更も容易に可能になるよう配慮。