宮城県の平屋
- ジャンル
- 戸建住宅
- 予算
- 2000万円台
- 延床面積
- ~100平米
- エリア
- 宮城県
2020年に完成した宮城県の平屋
建主からの注文は「自然素材を使うこと」、「室内の空気を清潔に保つこと」
敷地周辺を山が囲んでいるように身体を自然の素材によって包むような家ができないかと考えた。
・敷地のポテンシャルを最大限生かす
建物の中心に曲面天井のトンネル状の空間(広間)を計画
広間は南北に大きな窓を配置
南の窓からは日射熱を最大限採り入れ、寒い冬に部屋を暖める
北の窓からは町を象徴するのどかな田園風景を最大限採り入れる
・自然の素材
外壁には岡山県の森材木店で手焼きした焼杉板を採用
内装壁はすべて漆喰、床と天井はすべて杉無垢材+自然塗料
目に見える部分には工業製品を使用しない
時間の経過とともに素材の風合いが増す住宅
・高断熱高気密
厚みを十分確保した高性能な断熱材
建物を密閉し隙間をつくらない気密材(気密測定実施)
十分な換気を確保しつつも冬に寒い外気を採り入れない
最新の熱交換率90%以上の第1種ダクトレス熱交換換気システム
(パッシブエネルギージャパン「せせらぎ」)を採用