宮城野の家
宮城県 戸建住宅 ~150平米 2000万円台
京都の中心市街地に建つ寺院境内の離れと庫裏を、レストランと宿泊施設へと改修した。
レストラン棟アプローチは久住氏によるダイナミックな流れのある左官壁が出迎える。また、美しい庭園に面している為、カウンターを庭園に向けて設えることで風景を鑑賞しながらの食事ができる。天板には、吉野の樹齢100年以上の桧の1枚板を使用し、先端を薄く丸みを帯びた形状に加工した。
宿泊施設は既存の開口や障子を最大限生かしつつ、シンプルで快適に過ごすことができる空間に設えた。時間の流れが穏やかな空間で季節や風景を感じ落ち着いた時を過ごせるよう願っている。