椿山の家

椿山の家

ジャンル

戸建住宅

予算

3000万円台

延床面積

～150平米

エリア

埼玉県

庭はもちろん、路地の様なアプローチの縁側、お隣のお母さまの家につながる住宅です。

古くからある住宅地に建っていた家を建て替えました。
東側に奥さまのお母さまがお住まいになっている家があって、
計画当初からその家とつなげるべく案を考えていました。

建て替え前は、お母さまの家に面した掃き出し窓から
ラフな感じで子供たちは行き来していました。

そこで、今回の案では、いままで通りお母さまの家に面して
掃き出し窓を設けるとともに、その窓に縁側を付けて
行き来しやすくしました。また、縁側は掃き出し窓から
上り下りしやすいだけでなく、そこに腰かけて家の中の人と
会話をするという、行為をつくり出しました。
この縁側は、路地状のアプローチに面しており、
この縁側から子供の友だちがスタディスペースに入り、
一緒に勉強したり、遊んだりできやすくしています。

上に書いた通り、内部にはリビングと一体になった
スタディスペースがあります。斜めに振ったカウンター状の
テーブルが緩くリビングと空間を仕切り、リビング側は大人の空間、
スタディスペースは子供の空間にしています。
壁やドアで仕切っているわけではないので、
仕切られつつ、つながると言う曖昧な関係が安心感と落着きを
同時につくっています。

2階には寝室と子供室のほか、ご主人の趣味の部屋が約3畳ほどのスペースで
用意されています。

撮影　小泉一斉

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