玉津の住宅

玉津の住宅の写真0
玉津の住宅の写真1
玉津の住宅の写真2
玉津の住宅の写真3
玉津の住宅の写真4
玉津の住宅の写真5
玉津の住宅の写真6
玉津の住宅の写真7
玉津の住宅の写真8
玉津の住宅の写真9
玉津の住宅の写真10
玉津の住宅の写真11
玉津の住宅の写真12
玉津の住宅の写真13
玉津の住宅の写真14
玉津の住宅の写真15
玉津の住宅の写真16
玉津の住宅の写真17
玉津の住宅の写真18
玉津の住宅の写真19
ジャンル
戸建住宅
予算
2000万円台
延床面積
~100平米
エリア
大阪府

この住宅は、夫婦と2人の子供の為に設計されました。
敷地は大阪市の市街地で、面積わずか43.21㎡(13坪)の狭小地です。敷地周辺は、小住宅や、町工場や、
小さな事務所ビルが調和なく共存している地域です。この敷地に建っていた建主の以前の住宅は木造2階建てで、
近隣も密集しており、住宅の中に光が入らない状況でした。
建主は、柱や耐力壁のない、できるだけ広いリビング・ダイニング・キッチンを要望し、住宅の中に、とくに家族が
集まるリビング・ダイニング・キッチンに自然光が入ることを望みました。
まず、敷地面積が狭いことから、建物のヴォリュームは可能な限り敷地いっぱいとりました。建主の生活スタイルから
1階には夫婦の寝室・水周りを、2階にはリビング・ダイニング・キッチンを、3階には子供達の部屋を、そして屋上
にはルーフテラスを配しました。
構造上2階の道路側には大きな窓は開けられませんでした。そこで、3階のヴォリュームを建物の軸に対して14°振り、
建物の外壁との間にできる隙間を吹抜けとしました。その吹抜けの上部にはトップライトを設け、2階のリビング・
ダイニング・キッチンに自然光を落とすことにしました。
また3階の平面上14°振った2つの壁の内一方は、垂直に対しても傾かせ、階段と重なる部分は折り返され、折り紙や
ファセット(彫面)の様になっています。この傾いた壁は、「当たり前さ」からの逸脱により人の感覚を自由にし、
と同時に、その傾きの触覚や反射する光は新しい身体の感覚を誘発します。
建物は近隣の建物とは完全に異なった白い箱です。その建物に14°振った3階の筒状のヴォリュームが貫通したような
外観になっています。
吹抜けには片持ちの箱形階段が浮かんでいます。

(無料)希望予算で家づくりをしてくれる建築家を探してみませんか?

この情報をシェアする

こちらを設計された建築家

井戸健次

井戸健治建築研究所

電話番号
09020463030
ホームページ
https://kenjiido.com/
事務所住所
〒649-0151 和歌山県海南市下津町曽根田22
性別
男性
生年月日
1972/08/08

井戸健次さんの他の作品