人が住まない空き家の傷みが早いのは本当!?劣化しないための注意点とは

リフォーム・リノベーション
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住んでいた方がなくなった時や、入院や転職などで家を空けることになった時、防犯面や経済面で色々と心配になりますよね。

そんな中、よく聞くのが「人が住まなくなった家はすぐに劣化する」という言葉です。

かなり多くの人が同じようなことを一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。しかも、それを実際に体験した人も多いと思います。

最初に言っておくと、この話は迷信ではありません。

家を長期間空けると家の劣化を早める条件が整いやすいのは事実です。

そのため必ずというわけではありませんが、「人が住まなくなった家は痛みやすい」という状態になるわけです。

では、なぜ空き家が傷みやすいのか、その理由を解説します。

本文に入る前に、この記事を読んでいるあなたへとっておきの情報をお伝えします♪
 

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空き家が傷みやすい3つの原因

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空き家はなぜ劣化しやすいのでしょうか?

主に3つの原因があります。

1. 換気ができない

数ヶ月間誰も入っていない家に入ると、湿っぽくてひんやりした感じを受けることがあります。

実際、人が住んでいる時と住んでいないときの最大の違いは、換気ができているかできていないかでしょう。

人が住んでいると、当然窓を開けたりエアコンをつけたりして、空気は循環します。

人が歩いて生活することだけでも、空気はかなり動いているのです。

しかし誰も家にいなければ当然空気の入れ替えはありません。

湿気っぽくなるのも仕方ないというわけです。

 換気ができないことによる空き家への被害

湿気がたまると、絵画や家具、電化製品と言ったインテリアなどもダメージを受けやすくなるほか、カビが発生します。

木造住宅の場合被害は深刻で、空き家の床がブワブワに柔らかくなることがありますが、その原因はシロアリかも知れません。

シロアリは家の床や柱なども木材部分を食べます。家具も食べます。

もし、梅雨の時期に羽のついたシロアリを見かけたら、すぐにシロアリ業者に駆除を依頼しましょう。

2. 害虫、害獣が侵入しやすい

人が長く住んでいない空き家に入ると、「カサカサッ」という物音がすることが多々あります。

しかも家によっては、その気配の多さに驚くことも…。

そうです、人が住んでいない家は、虫や獣のねぐらになっているのです。

人がいるとその気配に押されて入ってこなかった虫や獣も、人がいなくなると入りやすくなります。

人が住まなくなると、侵入経路も増えます。

例えば水道管。水道管などの管は家と外部をつなぐ経路になっていますが、普段は水などでいっぱいなので虫や獣は侵入に使えません。

しかし空き家の場合は水が蒸発しているので、管が空っぽになっています。

そこから虫や獣が侵入していくるのです。

害虫、害獣による空き家への被害

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空っぽになって長らく使われていない管は劣化して、ヒビが入ることもありえます。

ちなみに、虫が増えるとそれを食べるクモやねずみ、蛇なども増えるのは自然の原理。

当然彼らが活動することで家もまた劣化を早めます。

さらに、空き家にはそういった獣の死骸が転がっていることもあります。

かなりの悪臭を放ちますが、それだけでなくやはり家の劣化を進める大きな原因にもなるのです。

もし長期間家を空けていた場合は、そのあたりも心しておくようにしましょう。

3. 掃除をしないことでホコリや錆、害虫の温床となる

換気をして通水をしても、どうしても防げないのがホコリなどの蓄積です。

時間の経過に比例して、少なからずホコリはたまりますし、金属部分はサビますし、虫は死にます。

それらをほうっておくと、衛生的にも汚いですし次なる被害の誘引にもなってしまいます。

ホコリやサビ、虫の死骸による被害

一般的には、単にホコリっぽいということだけで済む場合もあるでしょう。

しかし、人によってはそれらを吸い続けることで心肺の被害につながることだって十分ありえます。

また、虫の死骸や害獣の糞尿は悪臭を放ちます。

というより、はっきり言って非常に気色悪いものです。

また、元は自分や、誰か身近な人が住んでいた家なのに、ボロボロになっているのを見るのは忍びないものです。

入ってみて大した被害がなければそれで良いのですが、かなり大きな被害を受けているかも知れないという心づもりはしておきましょう。

空き家を傷まないようにするための対策

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では、空き家の痛みを防ぐにはどんな対策を行えばよいでしょうか?

1. 定期的に空気を入れ替える

空き家の管理の基本は、誰か可能な人に頼んで空気の入れ替えをしてもらうことです。

近くに親戚がいれば、親戚に週に1時間ほどでも多少効果は見込めるので換気を頼みましょう。

2.水道から水を流すことで害虫を防ぐ

基本的には換気対策をしながら、気になったところを掃除したりメンテンナンスしていくことでかなり防げるはずです。

実際、家に人が住んでいたら害虫や害獣だらけということにはまずなりません。

しかしこと小さな虫などに限れば、通水も有効な手立てとなるでしょう。

水道管が空になるとそこを虫が行き来することができます。

しかし水道管に水を通すことで、侵入経路を1つ塞ぐことができるからです。

水が通れば良いので、一回でおよそ数分程度で十分でしょう。

3. 家の中、庭を掃除する

長らく空き家だった家には、できればマスクをつけて入りましょう。

そして、家に入ったらすぐに換気をすることが大事です。

そのうえで、掃き掃除をして、できれば水拭きをしていくとなお良しです。

家の中だけではなく、庭の手入れも忘れずに行います。

ボーボーに伸びてしまった雑草は害虫を引き寄せやすいだけでなく、外からの視界を遮るため防犯上のリスクも高くなってしまいます。

4.空き家管理を代行会社に依頼する

空き家の劣化を防ぐには、直接空き家に通いメンテナンスを行う必要があります。

しかし遠方に住んでいたりして、なかなかこうした対策が難しい場合もあるでしょう。

むしろ、「それができたら空き家問題で困っていないよ!」と思われるかもしれませんね。

そのような場合にオススメしたいのが、空き家の管理をプロにお任せする方法です。

費用はかかりますが、定期的に掃除や換気、巡回、庭の手入れなどメンテナンスを行ってくれるため家の傷みを防ぐことができます。

また、巡回してもらうことで空き巣への対策にもなります。

空き家の買取を行っている会社や不動産会社でこのような業務を行っていることが多いので、ぜひ相談してみましょう。

【Q&A】空き家問題こんな場合はどうなる?

空き家にまつわるよくある疑問を集めてみました。

マンションの空き家も劣化するの?

空き家というと一戸建てを想像しますが、当然マンションの1室が空き家になることもあります。

マンションの場合は、建物全体のメンテナンスを管理会社が行うため建物自体が傷むことは少ないですが、やはり掃除や換気などを行っていないことによる劣化は発生します。

特に換気や通水を行っていないと悪臭や害虫を発生させ、周辺住民への迷惑にもなります。

このようにして環境が悪化していくと、やがてマンションの資産価値をも落とすことになります。

さらに、誰も住んでいない部屋は空き巣などの被害に遭いやすく、犯罪現場として使われてしまうリスクがあることを覚えておかなくてはいけません。

家の換気扇をつけっぱなしにすれば傷まない?

家の換気扇をつけっぱなしにすることで、湿気がこもるのを防ぎカビや悪臭の発生を防ぐことができます。

換気の重要性はここまでお話しした通りですので、家の傷みを防ぐという点では換気扇をつけっぱなしにすることはメリットがあります。

一方で、換気扇をつけたままにすると電気代がかかること、また換気扇から離れた部屋の換気は出来ないことは注意しなくてはいけません。

また換気扇自体をメンテナンスすることもある程度は必要です。

換気扇だけで家の劣化を完全に防ぐのは難しく、換気扇をつけっぱなしにしたからといって全く家の手入れをしなくなるのでは本末転倒です。

空き家の固定資産税はどうなる?

家は、住まなくなっても固定資産税・都市計価格税がかかります。

しかし住宅には軽減措置特例が適用されるため、土地に対する固定資産税関しては以下のように減額された税金となります。

固定資産税 都市計画税
敷地面積200㎡まで 課税標準額×1/6×1.4% 課税標準額×1/3×0.3%
200㎡を超える部分 課税標準額×1/3×1.4% 課税標準額×2/3×0.3%

ところが、空き家となるとこの軽減措置の適用外となって最大で6倍の固定資産税を支払わなくてはならない場合があります。

それが「特定空き家」に指定された家であるということ。

特定空き家とは、空き家問題を解決するために平成26年に制定された「空き家対策特別措置法」という法律によって定められたもので、以下のような空き家を指します。

  • そのまま放置すると倒壊のおそれがある
  • そのまま放置すると衛生上有害のなるおそれがある
  • 適切な管理がおこなわれていないことで景観を損ねている
  • 周辺の生活環境を保つうえで不適切な状態である

このような状態で特定空き家に指定されてしまうと、固定資産税の減税の対象から外れるため最大で6倍の支払いとなります。

また、家を解体して更地にした場合でも減税の対象外となります。

空き家の活用法3つ

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長く住まなくなった空き家は放置しているとどんどん劣化してしまうだけでなく、固定資産税の支払いなども続くため、できるだけ早く活用することをおすすめします。

ここでは、空き家の活用法を3つご紹介します。

1.売却や買取に出す

まずは売却して誰かに住んでもらう方法です。

仲介での売却が難しい場合は、買取という方法もあります。

買取の場合は仲介手数料がかからず、荷物などもそのままでOKということが多いため手間が省けます。

一方で、一般的な仲介の売却よりも売却価格は3割程度下がってしまうというデメリットもあります。

築年数の古い家を市場で売却したいなら、リフォームして売却するか古家付き土地として売却するなど工夫が必要かもしれません。

こうした空き家に強い不動産会社に依頼することが、最大の助けとなります。

2.リフォームして賃貸に出す

賃貸に出すという方法もあります。

リフォームして洗練された間取りにすれば、シェアハウスや地方への移住を望むファミリー世帯などの需要にこたえることができます。

近年では古民家をリフォームして、おしゃれなカフェとして再利用するケースも増えています。

賃貸に出すことで定期的に収入が入るだけでなく、思い出の家を壊さずに活用することができます。

賃貸としての需要は地域特性なども関係しますので、こうした事例を多く扱っている不動産会社に相談することをおすすめします。

3.解体し駐車場にする

家自体は解体し、土地として再利用する方法です。

家を解体すれば家の管理をする必要がなくなるだけでなく、月極駐車場やコインパーキングとして活用すれば家賃収入を得ることができます。

更地にしてしまえばその後の活用の選択肢が増えるため、そういった意味でもおすすめです。

しかし家を解体すると土地の固定資産税が上がってしまうため、その点には注意が必要です。

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まとめ

ここでは「人が住まない空き家」の劣化について説明しましたが、実は人が住んでいても劣化が早く進行する場合もあります。

その両方に共通しているのが、メンテナンスができていないことです。

家はメンテナンスをしていくことで、50年100年と長持ちすることもあれば、数年で大きく劣化してしまうこともあります。

今回説明した換気や通水、ホコリやサビの掃除は、空き家についてだけでなく人の住んでいる家にも当てはまります。

ぜひ参考にしてみてください。

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