屋上のある家を建てるには?デメリット・価格・注意点など必要知識も解説

屋上のある家 注文住宅
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設計者:武藤圭太郎さん

家をもっと楽しむ場所にしたい、残念ながら庭を広く取ることができない、という方に注目されているのが「屋上のある家」です。もうひとつの庭として楽しめる屋上は、その使い方を考えるだけでも気持ちがわくわくするものです。屋上のある家でできることとデメリットなど、家を建てるにあたって考えていただきたいことを総合的に解説します。

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1.屋上のある家でできる4つのこと

屋上のある家でできる4つのこと

屋上といえば、家の中で限りなく空に近い場所です。よい眺望だけでなく、以下のような楽しみ方があります。

1-1.バーベキューを楽しむ

煙の問題、プライバシー面での心配で、庭でのバーベキューをためらうときも、屋上でならその夢をかなえることができます。他の家や通りからの視線を気にせず、自由に楽しむためのスペースは、親戚や友人を招いてにぎやかに楽しみたいご家族にぴったりです。

1-2.子どもを遊ばせる

住宅の多いエリアは土地が高く、小さな子どもさんを遊ばせる庭を作りづらいことがあります。また、敷地の目の前が交通量の多い道路というときも、できれば外に出さず家の中で遊んで欲しいと思うこともあります。とはいえ、家の中ばかりでは窮屈そうとお考えの親御さんの考えにマッチするのが屋上のある家です。

1-3.天体観測が趣味の方に

ニュースで「○○流星群が…」と報道されると気持ちが騒いでしまう方にも、屋上のある家は魅力的なものです。星をより良く見たいときは周囲の明るさに邪魔されない環境が必要ではありますが、何より自宅の屋上で寝転がって空を見上げることのできる屋上は、こころ踊る家といえるでしょう。

1-4.布団や洗濯物は太陽光で乾かしたいという方に

生活感を感じさせず、プライバシーも気にせず、洗濯物や布団を日光にあてて干したいという方にも、屋上のある家はメリットが大きいものです。布団をからっと乾燥させたときの「お日様のにおい」は清潔感を思わせ心地よいものですが、干している布団は美観の点で見せたくないものでもあります。屋上であれば、心置きなく布団干しができます。

2.一方、屋上のある家のデメリットはこの3つ

一方、屋上のある家のデメリットはこの3つ

屋上のある家はメリットばかりではありません。一般的な屋根がないだけに、注意しなければならないことも多くあります。代表的なデメリットは以下の通りです。

2-1. 雨漏り

屋根がなく雨を集めてしまう形状の屋上は、雨漏りしやすい側面を持っています。FRP(繊維強化プラスチック・船舶やバスタブなどにも使われる素材)や、ウレタン防水を施す必要がありますが、これらの素材も太陽光により経年劣化します。定期的なチェックやメンテナンスを怠ってしまうと、雨水が家を傷めてしまいます。

2-2.雪の重量・水分

雪の多い地域では、特に注意が必要です。数ヶ月もの間、雪が屋上に乗ったままということもあるからです。その期間中は、平らな屋根で雪の重み・水分を受け止め続けるのですから、この状態への対策が重要です。想定される重量をカバーする構造上の強度、数ヶ月間水分に触れていても問題のない防水工事が必要です。

雪が道や隣家の敷地に落ちる落雪事故を防ぐため、あえて屋上のある家にするケースも増えていますが、鉄筋コンクリート造であることがほとんどです。

2-3.将来「使わない場所」となる可能性も

屋上のある家は、防水に関わるチェックやメンテナンスを怠ることができません。家主自身が階段を上り下りすることが辛くなる年代を迎えてしまい、目を光らせることができなくなってしまう時期のことも考えておかなければなりません。安心して依頼できる業者とのつながりや、家族の協力のもと、家の維持をすることとなります。間違っても「物置代わり」の場所にしてはなりません。物の周囲にたまってしまった枯葉や汚れが排水口に詰まり、さらに雨漏りのリスクが大きくなります。

3.屋上のある家の価格は一般の家と比べてどう変わる?中古で購入するのは危険?

屋上のある家を建てる際のコストは、当然の事ながらアップします。平坦な陸屋根(りくやね・ろくやね)設置をし、しっかりとした防水工事、手すり・排水設備の設置をしなければならないからです。屋上で家庭菜園をという希望があれば、屋上まで水道管を引かなければなりませんし、水を含んだ重たい土を支えるだけの強度を家に持たせなければなりません。

既に屋上のある家を中古で購入することは、あまりおすすめしません。一般的な木造住宅で屋上のある家が増え始めたのは2008年以降です。それまでは法や防水技術の問題で、屋上のある家はあまりありませんでした。あったとしても10平方メートルまでの「屋上バルコニー」です。

あまり多くない家のつくり方ですので、雨じまい(建物の中に雨水が浸入しない工事・処置)が甘かったり、こまめなメンテナンスができていない家もあるはずです。購入前にメンテナンス履歴の提示を求めたり、売主に家の健康診断に相当する「ホームインスペクション」を受けてもらったりするとよいでしょう。

4.屋上のある家の間取り例

屋上のある家を建てるには?デメリット・価格・注意点など必要知識も解説

メリット・デメリットを比較してもなお、屋上のある家が魅力的と判断したのであれば、間取りの面から「良い家」をつくりましょう。

洗濯物を気持ちよく干したいのであれば、洗濯カゴを抱えて歩く距離を短くするために思い切って洗濯機を屋上に上げる工夫をするとよいでしょう。布団を干すのであれば、寝室のある階から屋上への階段はゆるやかなもの、もしくは螺旋階段など落下事故の心配の少ない形状にしてください。

バーベキューを楽しみたいときは、屋上の一部にパーゴラ(日陰棚)とベンチ、コンセント、水栓を設けると便利です。食材を運びやすいよう、屋内と屋上を結ぶ階段そばにキッチンがあればより使いやすくなります。子どもやペットを遊ばせる庭として使いたいのであれば、手すりは隙間のないものを用いて高く仕上げます。屋上からの落下事故を防ぐためです。

1階に寝室やバスルームを置き、2階でダイニングキッチンと一部屋上(屋上バルコニー)をつなぐことで、無理なく使いやすい家に仕上げることも可能です。

5.屋上のある家の施工実績が豊富なハウスメーカー

屋上のある家を建てるのであれば、施工実績の多いハウスメーカーに依頼するのが安心です。独自の工夫や保障をしていますし、事例(作品)を参考にすることもできます。ネットで口コミを確認することも容易です。先にも挙げたとおり、2008年から木造住宅でも“解禁”となった屋上スペースですが、ハウスメーカーでも取り扱いが増えてきています。

“200%屋上ライフ”をキャッチフレーズとしたヘーベルハウス(旭化成ホームズ)の「ルーフトップ・リビング・スタイル」や「バルコニー・リビング・スタイル」は、望むスタイルごとの事例が掲載されています。

鉄骨の家で古くから知られる積水ハウスも、屋上のある家に対応した「IS ORDER J」をラインナップしています。関東の方なら、杉並区の浜田山展示場で屋上のある家を見ることができます。

オフィスビル向け屋上庭園資材を取り扱う企業の子会社、イノベーションが手がける「プラスワンリビングハウス」は、木造住宅でありながら屋上のある家を提案しています。

6.難しい「屋上のある家」だからこそ、建築家という選択肢も

デメリットで心配な部分がある方は、「屋上のある家」の設計実績がある建築家に相談してみるといいでしょう。実績がある建築家であれば、経験からあなたに最適な提案をしてくれます。あなたの希望をかなえるために一緒に考えてくれることでしょう。

当サイトの建築作品検索で「屋上」とキーワード検索して実績を閲覧し、気になった作品の設計者にメッセージを送ることが可能です。

まとめ

もうひとつの庭として魅力的な屋上ですが、使い方や建てた後のメンテナンスを考え抜いてこそよい家ができます。

  1. 屋上のある家は、バーベキューや天体観測などが楽しめ、子どもの遊び場としても有効
  2. 雨漏りや雪への対策が重要、定期的なチェックやメンテナンスが欠かせない
  3. 一般住宅における屋上活用の歴史はまだ浅いので、中古の家の購入は要注意
  4. 屋上活用という特性上、生活動線(洗濯物や食品の持ち運び)の充分な検討が必要
  5. 施工実績が多く、工夫や保障が充実したハウスメーカーの家を検討する
  6. 難しい屋上のある家だからこそ、建築家という選択肢も検討する

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