クリナップのシステムバス「アクリアバス」の特徴や価格、評判をプロの目線で紹介！

出典：https://cleanup.jp/bath/aqulia_bath/

アクリアバスは、クリナップのハイグレードタイプのシステムバスです。

アクリアバスでは、「床夏シャワー」や「高断熱浴槽」、「浴室まるごと保温」などの、あたたかさを追い求めた機能が充実しています。また、クリナップならではの「ステンレス天井」の仕様に変更することも可能です。

このページでは、クリナップのハイグレードシステムバス「アクリアバス」について、特徴や価格、評判や口コミなどを、元住宅設備メーカー勤務のプロの目線を交えて解説していきます。

アクリアバスの価格やサイズ基本情報

まず、クリナップのハイグレードシステムバス「アクリアバス」に関する基本情報を確認していきます。

プランセット価格 （メーカー参考価格）	¥1,058,000～ （標準セット、浴室サイズ1616 ）
浴室サイズ	1625,1621,1616,1717,1216,1618,1318
浴槽タイプ	スムーズ浴槽 スマート浴槽 ラウンジ浴槽 スリースタイル浴槽
壁パネルカラー	全20色 ハイグレード：8色 標準グレード：12色 (6つの壁プランで計70パターン)

アクリアバスの特徴

それでは、アクリアバスの特徴を確認していきましょう。

クリナップのハイグレードタイプであるアクリアバスは、あたたかさや安全性を考慮したシステムバスです。1日の終わりにホッとリラックスできる空間を提供します。

床夏シャワー（とこなつしゃわー）

床夏シャワーは、床に向かって一気に噴射するお湯のシャワーです。そうすることによって、わずか1分で床面の温度を25℃まで上昇させ、浴室を足元からあたためます。寒い冬に、ひんやりと足が冷たい浴室に入ることはもうありません。

床にお湯をまくことによって、床があたたかくなるのはもちろんのこと、浴室全体に蒸気を充満させることができます。床と浴室内の空気をあたためることで、寒い時期の入浴事故原因の１つであるヒートショックになる危険性を下げることができます。

従来よりも広い範囲でお湯をまくようにパワーアップしたため、より効率的に温まるようになりました。

操作はカンタンで、入浴前に脱衣所でスイッチを押すだけです。服を脱いでいる間に、あたたかい浴室空間が完成しています。

1分間お湯が流れているのを見ると、「水道代だいじょうぶかな？」と心配になるかもしれません。しかし、水量も意外と少ないため、低コストで家計に優しい設計となっています。

他メーカーなど浴室をあたためるには、換気乾燥暖房機を使うのが一般的です。換気乾燥暖房機を使って、床温度を10℃から25℃に上げようと思うと、なんと1時間以上も時間がかかります。それに対して常夏シャワーではわずか1分。圧倒的に効率よくあたためることが可能です。

高断熱浴槽

アクリアバスは、全ての浴槽で高断熱浴槽が標準搭載となっています。

高断熱浴槽とは、24mmの保温材に包まれた浴槽と、16mmの保温材で作られた断熱組フタによって、保温効果を高めたものです。さらに浴槽下も防水パンで覆ってあるため、4時間経っても浴槽の温度低下はたったの2.5℃です。

オプションでスマート浴槽に変更することで、全身浴と半身浴を楽しみながらあたたまることができます。

浴室まるごと保温

浴室まるごと保温は、浴槽全体を保温材で包み込み、あたたかさをキープします。

外気温を10℃とした実験で、入浴後20分以上経っても浴室内温度を20℃以上に保つことができます。長い時間入浴する人も、次に入浴する人も、家族みんながあたたかく入ることができます。

壁面には25mmの保温材をはさんだエコサンドイッチパネル、天井にも25mmの保温材をはさんだサンドイッチ天井、床面の裏側も保温材でしっかりと覆っています。浴室全体が、ぐるりと保温材に包まれている状態となっているのが、あたたかさを保つ秘訣です。

Hotウォール

Hotウォールは、輻射熱（ふくしゃねつ）によって洗面室をあたためる壁付けの暖房です。

90分で室温を10℃から20℃にあたためるため、一段と寒くなる冬の洗面室が過ごしやすくなります。タオル掛けがついたタイプを選ぶことによって、濡れたタオルをあたためながら乾かすことができます。さらに、置き場に困るバスマットをかけることも可能です。

洗面室に寒さ対策を設けることで、部屋同士の寒暖差が緩くなります。そうすることで、ヒートショックの原因となる血圧の変動を抑えることができます。電気代は6時間の使用で、約32.5円の省エネ設計です。

足ピタフロア

足ピタフロアは、足裏をしっかりとつかんで、濡れてもすべりにくい設計になっています。

表面に細かな凹凸が施してあり、濡れている足の裏に密着します。足裏の接着面積が増えることで、濡れている状態でもしっかりと床をつかむことができます。クリナップ独自の人工大理石素材「アクリストン」の特殊加工パターンによって実現しました。

細かな凹凸ですべりにくくしていますが、溝の深さは非常に小さく、床はほぼフラットです。汚れが溜まりにくくスポンジもラクラク通るため、容易に掃除することができます。また、フロアの隅も丸く立ち上がっているため、お手入れがカンタンです。

翌日に水滴が残りにくく乾きやすい床形状をしているため、足が濡れたり、カビが発生したりするのを防ぎます。

ハイポジション設計

アクリアバスはハイポジション設計が標準装備となっています。

ハイポジション設計とは、通常よりも高く設計された、35cmのイスを中心にカウンター周りを合わせたものです。風呂イスを高くすることによって、従来よりもラクに立ったり座ったりすることができます。座った状態でも収納物に手が届きやすいため、身体を洗う時の動作もラクラクです。

さらに、ボトル類の収納スペースを、全て手の届きやすい位置に集結させています。座ったままで手が届くのはもちろんのこと、サポートバーの後ろに配置してあるため、目立たずスッキリしています。使いやすさを求めつつもデザイン性を損なわないように考えられています。

サポートバー

クリナップのサポートバーは、立ち上がる・またぐ・しゃがむの一連の浴室内動作をトータルサポートします。

サポートバーの断面が、すべりやすい丸型ではなく、“かまぼこ型”をしているため、軽い力でも握りやすくなっています。そのため、お年寄りなどの握力の弱い方でも安心して握ることができます。

バーを握っているのと握っていないのでは、安心感が全く違います。浴室内ですべって転ぶ事故は非常に多いため、お年寄りや妊婦の方にはうれしい仕様です。

ステンレス天井

アクリアバスでは、オプションでステンレス天井に変更することができます。

クリナップは、ステンレスに特化した会社であるため、自社のステンレス技術をシステムバスにも応用しました。クリナップ独自のエッチング加工を施した天井が、空間に奥行感と清潔感を与えます。

他のメーカーにはない、ワンランク上のスタイリッシュさを出すことができます。

クリンヘアキャッチャー

アクリアバスでは、ステンレス製のクリンヘアキャッチャーが標準装備です。

クリナップの得意とするステンレス技術をヘアキャッチャーにも持ち込みました。ステンレス製であるため、汚れが染み込まず、カンタンにキレイにすることができます。取っ手を持つことによって、溜まった髪の毛やヌメリを触らずに、サッと処理できます。

クリンパッキン

クリンパッキンは、カビの根が入りにくい目地材です。

従来の目地は、いったんカビの根が入り込むとお手入れが非常に大変でした。クリンパッキンは、カビの根が入りにくい素材でできているため、キレイが長く続きます。

目地も横向きに入っているため、空間が広く見える視覚効果もあります。

浴槽タイプ

それでは、アクリアバスの浴槽タイプを見ていきましょう。

・スムーズ浴槽

スムーズ浴槽は、安全性に配慮してまたぐ高さを7.5cm低くしました。

アクリストンクオーツの素材にすると、浴槽の底面に足ピタフロアと同じパターンの凹凸加工が施してあります。浴槽がすべりにくくなって安全性が増します。

対応浴室サイズ

1621,1616,1717,1618,1318

・スマート浴槽

スマート浴槽は、全身浴と半身浴の両立を果たす浴槽です。

スマート浴槽も、浴槽の底に足ピタフロアと同様のパターンが施してあります。全身浴と半身浴の姿勢の交代も、すべることなく安心して行うことができます。

対応浴室サイズ

1621,1616,1717,1618

・ラウンジ浴槽

ラウンジ浴槽は、ソファのようにゆったりと腰掛けることができる浴槽です。

左右には肘掛けの形状をした大型のハンドグリップがあります。さらに、頭を支えるヘッドレスト、ラクな姿勢を保つフットレスト、お尻のすべりを抑えるベンチ形状と、ラクな姿勢を追求した浴槽形状です。大人の男性がゆったりと足を伸ばせる広さを持っています。

対応浴室サイズ

1621,1616,1717,1618

・スリースタイル浴槽

スリースタイル浴槽は、腰掛ける位置によって、たくさんの入浴方法を楽しむことができる浴槽です。

腰を深く下ろして全身浴、ステップに腰掛けて半身浴を楽しむこともできます。お子さんやお孫さんと向かい合って座るコミュニケーションスタイルでの入浴も可能です。

対応浴室サイズ

1625,1621,1616,1717,1618

・腰掛け浴槽

腰掛け浴槽は、1216サイズに対応した浴槽です。

限られたスペースで設置できる唯一の浴槽タイプです。

対応浴室サイズ

1216

壁カラー

アクリアバスの壁カラーは、ハイグレードが8種類、標準グレードが12種類の、計20色あります。

そのパネルのカラーを組み合わせることによって、様々なパターンを生み出します。

・グラデーションカラー

グラデーションカラーは、柔らかい色の変化を表現し、優しく癒しのあるバスルームを作り出します。

・フルカラー

フルカラーは、全面同じカラーで統一感を持たせています。定番のスタイルで、お気に入りのカラーを選択しましょう。

・アクセントカラー

アクセントカラーは、カウンター側の一面に違う色を差し込みます。色に差を設けることで、良いアクセントとして映えます。

・サイドアクセントカラー

サイドアクセントカラーは、浴槽の奥の壁に、違った色を差し込んだタイプです。アクセントを持たせつつも、奥行きを感じることができます。

・ポイントカラー

ポイントカラーは、白壁の中にワンポイントの色壁を入れたスタイルです。清潔感あふれる浴室に、差し色をプラスしています。

・ハーモニーカラー

ハーモニーカラーは、上段に白壁、下段に色壁を配置したスタイルです。空間の広がりや安定感を演出しています。

アクリアバスの価格

アクリアバスの価格をみていきます。

これらの価格は全てクリナップの標準セットの価格となります。

1625	¥1,712,000
1621	¥1,345,000
1616	¥1,058,000
1717	¥1,172,000
1216	¥951,000
1618	¥1,172,000
1318	¥1,049,000

上記に記載の金額は、全て「メーカー参考価格」つまり定価のことです。

実際にシステムバスを購入するときには、工事費がプラスになったり、逆に値引きが入ったりします。浴室のサイズやプラン、オプションに何をつけるかによっても、料金が大きく変わります。お風呂のリフォームは、リフォーム費用の総額や、相場が分かりにくいのが現状です。

お風呂のリフォームで実際にかかる費用を知るには、業者から見積もりを取ってみるのが一番です。このとき、見積もりは、必ず複数の業者に依頼するようにしてください。料金は、リフォームの内容だけでなく、業者によっても異なります。

複数の業社から見積もりを取ることで、リフォーム費用の相場や、適正な価格が見えてきます。

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アクリアバスの口コミ評判

アクリアバスを実際に採用した人、実際にショールームなどで見た人の評判や口コミを見ていきましょう。

さて、お風呂ですが、我が家のお風呂は、クリナップのアクリアバスです。

最初にTOTOショールームで説明を受け、床がほっからり床と特徴があり、保温性に優れているとのことで、気に入り、見積りを出してもらいました。

次にクリナップのショールームへ行って、説明を受け、TOTOさんとは、また、違う特徴があり、お風呂全体の色合いも、展示物の中で気に入った組み合わせがあったことで、価格的には、ちょっと、上がってしまうことになるのですが、一挙にクリナップのアクリアバスに気持ちが傾きました。

アクリアバスの特徴は、色々ありますが、まず、保温性に優れている。
入浴前に常夏シャワーを出しておくと、浴室内の温度を上げるので、ヒートショックが防げる。

壁パネルの貼り方が横に貼ってあり、横方向に広がっているように見える。
パネルのつなぎ目が、目地ではなく、カビや汚れがつきにくいとうクリンパッキン。
浴槽やカウンターだけでなく、床も人口大理石なので、手入れが簡単で傷つきにくい。

サポートバーが、年老いてからは、役に立つ。

天井に沿ったライン状のLED照明が、明るくて、カッコイイ。

我が家で選択したスムーズ浴槽は、またぎが、マイナス7.5cmと楽である。

保温性に優れ、とても軽い蓋。

へアキャッチャーがステンレス製で手入れが楽。

ドアの換気口が簡単に外せ、ドアパッキンもカビがつきにくいらしい。
などと、色々な特徴があり、とても、良いお風呂だと思います。

出典：https://22352290.at.webry.info/201605/article_2.html

今回見に行ったのはクリナップです

２つめのお風呂メーカーですが、早くも標準には無いメーカーの商品を選んできました

 

なぜ、標準ではないクリナップのお風呂を見に行ったかというと、

サザナに行って気になった床の材質が少し好みではなかったのと、

目地部分のコーキング部分が気になり、標準と他のメーカーの商品についても調べました。

着目したのは下の表にまとめたのですが、自分なりのこだわり部分は、

 

『清掃のしやすさと耐久性』

浴槽や床についてはどこのメーカーも掃除のしやすさが書かれていましたが、

気になったのはカビの生えやすい目地部分のコーキング

 

他に樹脂目地を採用しているのはクリナップだけでした。見落としもあるかもですが…

 

 

クリナップの樹脂目地はクリンパッキンという名称で、壁面パネルの分割部分に入っている白いライン等に使われています。

 

ショールームにこの部分の断面が見れるところがありました。

下の写真の真ん中にある金属のジョイント部分の右側がクリンパッキンです。

なかなか良さそうな構造をしています。

 

その他清掃のしやすさに関係する部分としては、床の立ち上げがあるかもポイントでした。

クリナップのお風呂は、床の部分からすこし上の部分にパッキンの位置があるため、水が床の角部分にたまりにくくなっています。この構造もいいなぁと思いました。

 

さらに、高価格帯のアクリアバスには、浴槽だけではなく、床の材質もアクリル系人大を使用しているところです

TOTOのほっカラリ床とは全く逆で、少しヒヤッとする感じで硬い素材です。

しかし、その分床夏シャワーという機能があり、入る前に床をあっためてくれるので、問題ないのではと思ってます。

出典：https://ameblo.jp/choko-svd/entry-12421371568.html

あとは、ヘアキャッチャーがステンレス。

 

 

美コートっていう表面コーティングされているので、皮脂汚れが付きにくいとのこと。

 

はい、次はいよいよ色柄決定ですよ。

 

クリナップのお風呂は、

いつものブナン嫁とは違い、おっさんがぎっとぎとのエロい仕様に仕上げましたよ。

まず、壁は4面全部グラデーションをかけました。

色は、グラデウッドグレー

 

 

カウンターはブラック

 

 

浴室は、標準でも鮮やかな色を選べたので、

グレード上げずに、クリアパールグレー

 

 

床は、メタリックダークグレー。

アクリル人工大理石です。

 

 

天井は美しさだけで、ステンレス天井にしました

 

 

効果ですか？

正直よくわかりませんが、

おっさんが天井見上げてニヤニヤする効果があります 

 

ってことで、

男前でホテル仕様のお風呂完成です！！

出典：https://ameblo.jp/favoritehome/entry-12170030450.html

クリナップの特徴的な商品である「床夏シャワー」に対する高評価を多く感じました。さらに、意外にも「クリンパッキン」に対する口コミがたくさん目につきました。やはり他のメーカーでは、あまり見かけることのない仕様であるため、良いと感じる人も多いようです。

あとは、クリナップの特徴でもある、「ステンレス天井」やステンレス製の「クリンヘアキャッチャー」など、ステンレスが好きな方には高い評価を受けています。

まとめ

出典：クリナップのショールームより

クリナップのハイグレードシステムバスである、アクリアバス。

その仕様は、「床夏シャワー」「高断熱浴槽」「浴室まるごと保温」「Hotウォール」などで、あたたかさを追求しています。冬の寒さ対策をしっかり行うことで、ヒートショックを抑えることを考えているのが特徴です。

さらには、すべりにくい「足ピタフロア」、しっかりと握れる「サポートバー」など、安全に対する考慮がしっかりしています。お年寄りや妊婦にも嬉しい仕様ですよね。

あたたかくてホッと安心するシステムバスを求めている方は、ぜひアクリアバスを検討してみてはいかがでしょうか？

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