2020/11/10   洗面台

TOTOの洗面化粧台「車いす対応洗面」の特徴や価格、評判をプロ目線で紹介!

auiewo編集部
auiewo編集部
住宅・建設業界のライター歴8年の編集が主に執筆。必要とされる記事をわかりやすく執筆することを目指しています。

出典:https://jp.toto.com/products/public/counter/wheelchair_living/

TOTOの洗面化粧台「車いす対応洗面」を紹介していきます。

「車いす対応洗面」は、名前の通りサービス付き高齢者住宅や、車いすの方がいる家庭向けの洗面化粧台になっています。車いすに乗ったままでも使いやすい工夫がされている洗面化粧台です。

今回の記事は、TOTOの洗面化粧台「車いす対応洗面」について、特徴や価格、評判や口コミなどを、住宅設備メーカー勤務のプロの目線を交えて解説していきます。

「車いす対応洗面」の価格・サイズなどの基本情報

まずは「車いす対応洗面」の基本情報について見ていきます。

価格 264,800円~
間口(幅) 750mm・900mm・1,000mm・1,200mm
カウンター高さ 700mm・750mm・650~800mm
引き出しタイプ 引出しなし
ミラーキャビネット 3面鏡・2面鏡・1面鏡
カウンター材質 人造大理石(ポリエステル系樹脂)
洗面ボール種類 1種類(4.4L)
水栓 5種類
カウンターカラー 1色
扉カラー 全2色(前パネル色・エンドパネルタイプのみ)

「車いす対応洗面」の特徴

それでは、TOTOの洗面化粧台「車いす対応洗面」の特徴を見ていきましょう。

商品コンセプトは「車いすで使いやすい工夫と配慮がいっぱいの洗面化粧台」となっています。

「車いす対応洗面」には、主に3つの特徴があります。

  • 車いすに乗ったままでも使いやすい配慮
  • 洗面の高さを多様に選択することができ、昇降式タイプもある
  • 居室用と共用部用の2タイプがある

これらの特徴をメインに、解説していきます。

カウンター・洗面ボウル

「車いす対応洗面」では洗面ボウル形状は1種類になります。

洗面ボウルは、車いすの使用者にも、介助者にも使いやすい洗面ボウルになっています。こちらの洗面ボウル形状は、居室用も共用部用も同じ形状です。

洗面ボウル手前部

車いす使用者が、車いすに乗ったまま洗面を使用する際に触れる手前部分をみていきましょう。

ます形状としては、前面の高低差が30mmしかなく、車いすに乗ったまま手を洗う際に、洗面ボウルで圧迫感が出ない配慮がされています。

また、手前部にうで置きスペースを設けることで、うで(具体的にはひじの部分)を置いて作業ができます。身体を支えながら作業ができ、態勢がラクになります。

そして車いすから立ち上がる際にも、ボウルの前面部分がつかみやすい薄型形状です。

立って歯磨きなどをする際にも、寄りかかりやすい曲線を描いた形状になっている点も、配慮が行き届いている点です。

洗面ボウル形状

洗面ボウル形状は、向かって右手に排水口があります。片側に水を排水することで、ゴミなどを集まりやすい設計になっています。

さらに排水口の目皿は、大型目皿を採用しています。食べカスやゴミが流れやすいため、通常のヘアキャッチャーではなく目皿でしっかりキャッチします。

そして、フラットかつ浅いボウル形状になっています。これによりメリットとしては2つ

1つは、コップなどを置いて水を汲んだりすることができます

2つ目は、水が溜まりにくいことで、洗面を使っている時に気を失っても窒息しにくい配慮がされています。ちなみに、オーバーフロー穴の有無は選択できます。

昇降式カウンター

洗面カウンターの高さを変えることができる珍しい機能です。

昇降式は、設置後に洗面のあふれ面高さを、650mm~800mmの間で調節ができます。身長の低い高齢の女性の方から、立って使う場合から、シーンに応じて使いやすい配慮がされています。

昇降の調整は、カウンター右手にあるハンドルで調整を行います。なお、こちらの機能は居室用のみの機能です。

コーナータイプ

コーナーに、洗面化粧台を設置したい時に便利な形状です。

一般的にコーナー対応の洗面化粧台となると、手を洗うだけのコンパクト洗面が多いです。TOTOの「車いす対応洗面」は車いすでも使いやすい大きい形状です。

介護施設や病院の個室など、コーナー部を有効活用して、小さい部屋の空間を広く使うことができます

また、角がない安心設計です。コーナー部に設置することから、角に身体をぶつけたりする不安がありますが、その点は配慮がされて安心して使用することができます。

こちらも居室タイプのみです。

カウンターカラー

ホワイト1色です。

水栓

「車いす対応洗面」で選択できる水栓は主に5種類あります。

また、TOTOは水栓も自社で製造する技術があるため、水栓に関しては様々なこだわりが他社より多くあります。

タッチスイッチ水栓(節湯水栓)

手の平や手の甲などで軽く押すだけで「水」「温水」の出し止めが簡単にできるスイッチの水栓です。スイッチの角度は、車いすから表示が見やすく、押しやすい15°の角度がついています。

また、タッチスイッチの取付位置は、使いやすさにあわせて選べますが、右取付の場合のみ、水栓位置がセンター固定になります。また、昇降式およびコーナータイプは、タッチスイッチの取付位置はセンターのみです。

シングル混合水栓(エコシングル・ホース付き)

ベーシックな形状の水栓です。こちらの水栓は、ホワイト色の樹脂製と、メタルの金属製の2種類の水栓があります

どちらの水栓も、ホースが付いており引き延ばして使うことができます。洗髪や掃除をすする際に便利な水栓です。

自動水栓

自動で吐水を行い、器具に触れずに手を洗えて衛生的です。

また、スイッチで手動へ切り替えることもできます。吐水時間を延長して、花瓶やバケツなどへ水を入れるときに便利です。

シングル混合水栓(エコシングル)

こちらの水栓は、グースネック形状になっている水栓です。

ホースはないため、引き出すことはできませんが、水栓が節湯水栓になっています。水と湯の境にクリック感を設け、水と湯をきちんと使い分けることでお湯のムダ使いを防げます。

電気温水器


給湯管がない場合、お湯を出すのに電気温水器が便利です。

車いすでのアプローチにもじゃまになりにくい薄型コンパクトな電気温水器です。お湯の温度は36℃に固定されており、高温のお湯が出ない安心の設計になっています。

また、使用の少ない時間帯を学習し、自動で保温温度を下げる節電運転を行ってくれます。

 

自動水栓のメリットとデメリット

まず自動水栓は慣れると便利です。石鹸で手を洗って、石鹸まみれになった手で水栓のレバーを触る…そして手を洗いながら泡がついたレバーも一緒に洗う…といったことはありませんか?自動水栓であれば、こういったストレスなく手を洗うことができます。

また高齢の方も、手を伸ばすだけなので使いやすいです

また水を汲んだりする時に、連続で吐水したい場合は手動吐水に切り替えができますので、ケースバイケースで使い分けができます

反対にデメリットとしては、反応が良くない時がある、ということです。サッと出て欲しいときに数秒あるか無いかのタイムラグがありますので、それがストレスになる方もいます。

また洗面化粧台では、あまり気にしなくても大丈夫かと思いますが、センサーは赤外線を採用しています。そのため、ガラスやステンレス、黒い色のコップは赤外線が通過したり反射して反応しない場合があるので、その点ご注意です。

 

節湯水栓C1とは?

TOTOの水栓で「エコシングル水栓」という名称が付いている水栓は、節湯水栓です。

節湯水栓とは、水栓のレバーを水と湯の切り替え位置が「カチッ」というレバーの感触でわかるようになっている水栓です。これにより、お湯を知らないうちに使わないようして、ガス代・電気代の削減に繋げることができます。そして、一番使いやすい一番下の位置が水になっており、節約しやすい設計になっています。

また各種補助金の申請などにも使える仕様の水栓になります。こちらの水栓の省エネ効果は、意外にバカにできない省エネ効果があり、洗面化粧台にかかるガス代・水道代・下水代を約3割程度削減します。

ミラーキャビネット

「車いす対応洗面」は、樹脂製3面鏡・2面鏡と、シンプルな1面鏡から選べます。

3面鏡(樹脂製)

こちらの3面鏡は通常とおり、鏡は内側に向かって開きます。

袖鏡の裏に収納スペースがある三面鏡です。間口サイズは1000mmと1200mmの2タイプから選べます。長寿命で快適なLED照明を採用しています。

2面鏡(樹脂製)

向かって右側の袖鏡裏に収納スペースがある二面鏡です。間口サイズは750mmと900mmの2タイプから選べます。

長寿命で快適なLED照明を採用しています。

1面鏡(コーナー設置用)

コーナー設置専用の、収納がないシンプルな1面鏡です。照明はありません。

ベースキャビネット

「車いす対応洗面」のベースキャビネットは、引き出しや収納はありません。エンドパネル式、ブラケット式の2種類があります。

エンドパネル式(居室用)

間口幅:750mm・900mm・1,000mm・1,200mm

両袖をエンドパネルで支えるタイプです。キャビネット形式の洗面化粧台に近い形状になります。

車いすで足元空間を広く確保しているので、ひざやすね、つま先がぶつかりにくく、安心して車いすで奥までしっかりアプローチでき、水栓に手が届きやすいです。

ブラケット式(居室用)

間口幅:750mm~1,200mmの間でフリーサイズ対応

 

壁に洗面台を取り付けるタイプです。配管などが見えてしまう反面、プランとしては安くなります。

また、配管隠しのオプションもあります。配管カバー内に、給排水金具や電気温水器などを収めることができ、足元をすっきりきれいに見せます。

ブラケット式(共用部)

間口幅: ~3,000mmの間でフリーサイズ対応

共用部に向いている、洗面台を横に連続して設置しているタイプです。こちらのタイプは、洗面台を最大3つまで設置することができます。

扉カラー

扉のカラー展開は全2色あります。なお、色選択ができるのはエンドパネル式のみです。

前パネルカラー

 

ホワイト・マイルドチェリー

他タイプ

ホワイトのみ

周辺キャビネット

「車いす対応洗面」では、収納量をアップさせるキャビネットがあります。

トールキャビネット

幅:300mm・450mm

幅300mmタイプは、上部が開き扉で、下段は3段の引出しになっています。

幅450mmタイプは、上部が開き扉で、下段は5段の引出しタイプのものと、2段引出し+開き扉で内部がランドリーラックになっているものがあります。

幅150mmタイプは、サイドから化粧品などを収納できるタイプです。

「車いす対応洗面」の価格

「車いす対応洗面」の価格は、各キャビネットや色などの組み合わせ構成によって左右されます。また「車いす対応洗面」は特殊な洗面化粧台であることから、下記の定価からの大幅な値引きはあまり期待できないと思われます。

ただ、施設用など数量がまとまって発注される場合は、値引き率が変わる可能性があります。

また洗面化粧台の場合は、新築時は商品代に加えて施工費用、リフォーム時はさらに既存の洗面化粧台の撤去・処分費用が加算されますので、正確な価格については一度お見積もりを取得されて検討されることえをおすすめします。

目安価格(表記価格はベース価格)

幅750mm 264,800円~

「車いす対応洗面」の施工事例

何人も加齢と共に、足腰の身体機能が低下します。

前回紹介したキッチンにおいても「立ち仕事」であり、自然と足腰に負担がかかります。

 

今日紹介するのは、顔を洗ったり歯を磨いたり、またお化粧などに使う「洗面化粧台」です。

 

従来使っている洗面台から比べると大分スリムです、

これだと椅子に腰掛けても使えますので、整容に時間がかかる方でも楽に行えます。

 

車いすや椅子の使用が容易にできる反面、深さが浅いのが特徴です。

また洗面台の縁が細いため、掴まり易くなっています。

水の溢れ面高さも700mmと750mmの二種類から選べます。

 

この化粧台は過去十数件納めましたが、多くの皆さんに好評を頂いています。

 

出典:http://xn--jckte8ayb1fx39so02f.com/blog/2015/07/04/%E8%BB%8A%E3%81%84%E3%81%99%E5%AF%BE%E5%BF%9C%E6%B4%97%E9%9D%A2%E5%8C%96%E7%B2%A7%E5%8F%B0/

本日は先日施工致しました、車いす対応洗面化粧台工事をご紹介致します。

 

今回採用したのは【TOTO:車いす対応洗面】です。

 

一般的な洗面台は足元が収納となっており車いすのままでは

使用しにくかったのですが、こちらの商品は足元空間を広いため、

ひざやすね、つま先がぶつかりにくく、安心して車いすで

奥までアプローチできるため水栓に手が届きやすいです。

実際の施工例がこちらです!

車いす以外にも椅子に座ったままの使用も可能です。

カウンター下はこのように広い空間となってるため、お掃除も簡単に行えます。

 

施工例の商品とは異なりますが、使う方に合わせてカウンターの高さを変えられる昇降タイプ商品もございます。

出典:http://sunreform-yokosuka.blogspot.com/2017/06/blog-post_19.html

まとめ

「車いす対応洗面」は、TOTOの洗面の中では介護施設や、車いすで介助を必要とする方がいる家庭や向けのモデルになっています。

車いすで実際に洗面化粧台を使う方も、介助される方も使いやすい洗面化粧台です。特に、洗面ボウルは使いやすい形状が工夫されています。

介護施設だけでなく、ご家庭の洗面化粧台として使うこともできますので、気になった方は、ぜひTOTOのショールームに足を運んでみてください!

⇒TOTOの洗面化粧台「車いす対応洗面」を複数の業者にお見積り依頼ができるオススメのサービスはこちらです。