リノベーションとリフォームの違いとは?―家をケアする時忘れてはならない4点

リフォーム・リノベーション
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最近、住宅業界で流行ともいえる「リノベーション」という言葉。

今まで良く耳にした「リフォーム」とはどのように違うのでしょうか。

端的に言うと、

  • 「リノベーション」=既存の建物を大規模な改修工事によりより利便性や機能性を上げること
  • 「リフォーム」=古くなった設備などを入れ替えることにより、建築当時の機能性や利便性に戻すこと

を指します。

言い換えるなら
そもそもの状態に戻すことが「リフォーム」であり、更に使い勝手を良くするために大幅な手入れ・手直しをすることが「リノベーション」。
マイナスをゼロにすることがリフォームであり、プラスにまで高めることがリノベーションともいえるでしょう。

 

いずれにせよ、今ある家を快適にする目的はどちらも同じ。
大規模に手を入れる必要があるのか、ないのか、で理解しておけば大丈夫です。

 

類義語とされるものとして「コンバージョン」がありますが、
これは用途を変更するものです。
例えば、オフィスビルをマンションに変更するというようなもの。
都心の空洞化を防ぐために行われるような大掛かりな手法で、通常そのビルの持ち主が行う事柄ですのであまりなじみのない言葉かもしれません。

本文に入る前に、この記事を読んでいるあなたへとっておきの情報をお伝えします♪
 

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1.使い勝手が良くなればよいですか?

リフォームとは、設備の入れ替えなど軽微な手入れで使い心地を保とうとするものでしたね。
古くなったトイレや洗面台、ユニットバス、キッチンの入れ替えで、使い勝手を向上させたいのならリフォームです。
全てを一度に済ませる必要はなく、気になる部分から個別に着手できるのがこのリフォームの良いところです。

工期も1日~5日と短期で済みますので、工事期間中の住み替えが必要になることはほぼありません。
古くなった、使い勝手が悪い、などの負の面をリセットするのがリフォーム。
通常、10年単位で見直しをするとよいとされています。
確かに、CMで見かけるトイレや浴槽も、機能的にアップグレードされてきています。

 

また、これらの設備面だけでなく、シロアリ駆除や劣化したサッシの入れ替え、基礎のクラック(ひび割れ)など日頃はまじまじと眺めない部分もきちんと調べてもらいましょう。

このような家のとても大事な部分のメンテナンスが、10年後、20年後の家の価値を大きく変えます。
中古住宅を購入しようとした場合、やはりメンテナンスが行き届いた家がいいですね。
家としての一番大事な部分をしっかりケアし、リフォームしてある事が中古住宅として売りに出した場合の価格にも跳ね返るのは頷けます。

メンテナンスした記録はしっかりと保存しておきましょう。
これらも、広い意味ではリフォームと呼べるものです。
それぞれの専門業者に相談すれば、大部分は解消されるでしょう。

 

2.住まい方から変えたいですか?

子どもが巣立って夫婦二人の生活になった、など、「住まい方そのものの変化」に対応するため大掛かりなお手入れを行うのが「リノベーション」。

1階の部屋をひとつ開放しリビング面積を広げる、2階の子供部屋の間仕切りを取り払い大きな部屋にするなど、壁や柱などを移動(もしくは取り払う)ことが必要と思えたならば、きちんと専門家に相談をしてください。

家の構造上の強度に対する深い知識がないと、これらの壁や柱を変更することは危険です。
強度の面から本来必要な部分の壁や柱に手を付けてしまうと、耐震性能が弱くなったりすることも当然あります。
この、強度の面の安全をしっかりと考慮できる専門家、つまり建築家に依頼すべきものがリノベーションなのです。

 

このリノベーション、お施主さんの住まい方、生活そのものに直結するだけでなく、既存の建物をどのように活かすかといういわば「制約」があります。
知恵と工夫、経験が大いに問われるお手入れとも言えるでしょう。
新たな生活のスタイルに寄り添いながらも、既にある建物に変化をもたらすものですから、大胆ながらも慎重を期する必要があります。

 

そのため、お施主さん側もあまり完璧を求めるのはよくありません。
余りに要求が高いと、安全性と希望との綱渡りをすることにつながるかも…。
リノベーションに関しては「80%の満足度」を目指し、手を入れられるところと入れられないところの理解を深めるよう、建築家に充分の説明を受けてください。
安全が第一です。
更に、工期が長くなりますので住み替えの期間も必要です。
家族の幸せを任せられる箱=家であることをきちんと認識し、安心できる業者に任せてくださいね。

 

3.リフォーム業者にご注意!建築家がタッチできる体制かどうかをチェック!

リフォーム業者が「バスルームを広くしませんか」などの提案をしてきたのなら、「設計ができる人がいるのですか」と聞き、確認を。
設備を入れ替えるだけならば特に問題はありませんが、このように建物自体に触れようとする提案内容であれば要注意です。
きちんと設計に携わることのできるスタッフがいれば大丈夫。
もちろん、このような業者の情報は口コミやネットで調べることもできるでしょう。

 

空間を広げるような提案があり、それに心惹かれた場合は、逆に建築家に相談してみることも一つの方法です。
その家が建ってからの年数が経てば経つほど、リフォーム業者が見落とす「耐震性」「断熱性」の部分にまで話が及ぶ可能性があります。
リフォームもリノベーションも、安心があってこそです。

特に、1981年(昭和56年)以前に建てられた家は、耐震強度が今現在の耐震基準に満たないケースも考えられますので、部分的なリフォームでは安全性を満たせないことも。
そのような点からも、家に手を入れる際は「建築家に」と考えておくことがベター。
お金をかけ、見た目はきれいな設備になったけれど安全性がおろそかになっていては悲しいものです。

 

4.建築家だからこそできる、安心のリフォーム・リノベーション

設備の入れ替えだけでしたら専門業者でも大丈夫です。
ですが、先にも触れたように「家そのもの」に触れる工事が必要ならば、建築家がベター。
工法を熟知した上で、柱や壁に触れることもできます。
構造上の強度を見極めた上で話を進めますから、「知らないうちに床が傾いていた」「ドアの開け閉めができなくなった」など、良く聞くリフォームトラブルへ発展することがないのです。

 

依頼する側となるお施主さんも、きちんと切り分けをしましょう。
何度もお伝えしていますが、設備の入れ替えで済むなら専門業者でもOK、家自体に触れるようなものであればリフォーム業者はNGと考えることが大事です。
家の安心は家族の安心に直結しています。
安ければ良いというお話ではありませんね。
耐震強度の問題にまで発展することのあるリフォーム・リノベーション。
多角的に情報を得て、後悔のないと思える会社へ依頼をしてください。
リフォーム・リノベーションがこれだけ注目される今、建築家だからこそできる仕事があります。

 

終わりに

もちろん、リフォーム業者すべてが問題を抱えている訳ではありません。
トイレを入れ替えるだけ、ユニットバスを交換するだけ、システムキッチンを入れ替えるだけ―というピンポイントのお手入れであれば、そのような専門業者にお願いする方が安く済ませることができます。
先の「新耐震基準」をクリアした家であれば、設備の入れ替えだけでも充分美しくなれます。

 

せっかく手を入れるのであれば、その「新耐震基準」以前の家の場合、やはり安全性の観点から建築家の厳しい目線が必要かもしれません。
リフォーム・リノベーションは手間暇とお金がかかるものです。
しっかりとご家族の安全を守れる家にするのはいかがでしょう。
見た目だけでない、本当の安全を確保してください。
使い勝手を追求するあまり、強度の欠ける家にしてはなりません。
そのためにも、建築家の厳しい目が必要なのです。

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