2019/06/02   保険

火災保険料が安い地域はどこ?

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auiewo編集部
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住宅・建設業界のライター歴8年の編集が主に執筆。必要とされる記事をわかりやすく執筆することを目指しています。

火災保険は在住する都道府県によって金額が異なるので、引っ越し先を決める際の一つの指標になります。

一般的に、地方の方が首都圏よりも物価が安いので火災保険料も安いイメージがありますが、果たして本当なのでしょうか。

この記事では、「火災保険料が安い地域はどこ?」について解説させていただきます。

ぜひ最後までご覧ください。

 

☆記事全体の要点

① 火災保険料が安い地域の特徴として、地域内に消防機関が数多く整備されていることと、災害発生率が低いことが挙げられる。

② 災害があまり発生しない地域でも、万が一に備えて火災保険に加入をしておく必要がある。

 

火災保険料が安い地域の特徴

早速ですが、火災保険料が安い地域についてどのようなイメージがあるでしょうか。

「災害があまり起こらない」、「物価の安い地方都市」など、さまざまな印象を持っていると思います。

参考までに(火災保険料に地域差はあるの?)の記事でも取り上げた、火災保険料の低い地域ランキングを参照してみましょう。

 

〈火災保険料の低い都道府県〉

都道府県 住宅火災保険基本料率
1位 東京都 1.23
2位 神奈川県 1.23
3位 長野県 1.23
4位 埼玉県 1.26
5位 千葉県 1.26

参照サイト: https://blog.goo.ne.jp/door0038/e/3e9b1e9c41440a4e2306b69b7d0c43c4

 

このランキング結果を参照すると、長野県以外は首都圏がランクインされています

首都圏の方が、物価や災害発生確率の影響で火災保険料が高い印象がありますが、実は他の都道府県に比べると比較的安い傾向にあるのです。

火災保険料の算出方法は、加入時に契約した補償範囲や保険会社によっても異なるので、必ずしもこのランキング通りだとは言えません。

しかし、基本料率だけで考えると、首都圏の方が地方都市よりも保険料を安く抑えられる結果は出ています。

理由としては、首都圏は消防機関が多数あるので、災害が発生しても収束するまでの時間が短時間で済むことが考えられます。

 

一方、地方都市ですと場所によっては消防機関が少なく、災害を収束させるまでに時間がかかることから被害が拡大してしまいます。

特に九州地方は、一つの地域あたりの消防機関数が乏しく、消防を呼んでいる間にどんどん被害が大きくなってしまう災害が多数存在します。

その点、首都圏では災害が発生してもすぐに消防の助けを呼べるので、被害を最小限に抑えることが可能なのです。

以上の点が、火災保険料が安い理由の一つでもあります。

 

また、長野県や埼玉県は地盤が固いことや海に面していないため、比較的災害が起こりにくい地域でもあります。

そのような場所ですと、災害発生率が低いことで保険料も必然的に安くなっていることが挙げられます。

火災保険料の地域差に関しては、こちらの記事でもご紹介させていただいているので、ぜひご覧ください。

火災保険料に地域差はあるの?

 

☆章の要点

① 住宅火災保険基本料率だけで見ると、東京都や神奈川県などの首都圏と長野県が料率が低い都道府県である。

② 上記に挙げた地域は、消防機関が発達しており災害が発生した際の被害を最小限に抑えることができるため、料率が安く算定される。

 

三大都市圏の火災保険の相場比較)では、東京圏、名古屋圏、大阪圏に絞ってそれぞれの火災保険料の相場をご紹介させていただいています。

この記事を参照すると、東京圏の火災保険料が一番高く、次いで名古屋圏、大阪圏という結果が出ました。

しかし一概に上記の順番で火災保険料が安いのではなく、たとえば東海地震や南海トラフ地震の被害想定が大きい三重県や和歌山県は、近隣地域に比べると火災保険料が高く算出されています。

 

また、海に面していない地域の方が災害時に被害が少ないと言われていますが、埼玉県や岐阜県、滋賀県は三大都市圏の中でも比較的火災保険料が安いデータが参照できます。

上記でご紹介させていただいた火災保険ランキングと異なるのは、民間火災保険で補償内容と保険金額を自由に決められるからです。

実際に必要な補償と保険金額を設定すると、やはり都心部の方が保険料は高くなります。

それは、建物や家財にかける保険金額が、どうしても都心部の方が高額になってしまうことが影響しているのです。

三大都市圏の火災保険料に関しては、こちらの記事でもご紹介させていただいているので、ぜひご覧ください。

⇒ 三大都市圏の火災保険の相場比較

 

〈参考 三大都市圏の火災保険料について〉

火災保険料が高い地域 東京都、神奈川県、千葉県、三重県、和歌山県
火災保険料が安い地域 埼玉県、岐阜県、滋賀県、京都府


火災保険が安い地域〜埼玉県の事例〜

前章での火災保険ランキング、三大都市圏の火災保険料を踏まえて、保険料が安い地域をご理解いただけたと思います。

そのなかでも埼玉県は、住宅火災保険基本料率も火災保険料も、近隣の都県に比べて安い結果が出ています。

理由としては、埼玉県は首都圏に属していながらも、地盤が固く海に面していないため、比較的災害発生率が低いからです。

 

以下では、埼玉県で過去に発生した災害を表にまとめました。

西暦 災害 主な被災地
1910年 明治43年の大洪水 荒川、利根川周辺
1923年 関東大震災 古利根川、元荒川周辺
1931年 西埼玉地震 小川町、熊谷市周辺
1947年 カスリーン台風 埼玉県全域
2011年 東日本大震災 埼玉県東部地域
2013年 竜巻 さいたま市、越谷市、松伏町、熊谷市、行田市、滑川町

 

このようにいくつかの災害が起こっているものの、他県に比べると大きいものは比較的少ない印象があります。

しかし埼玉県は災害に強い都道府県ではありますが、荒川や利根川周辺では古くから頻繁に水害が発生しているため、火災保険の水災補償が必要不可欠です。

他県に比べて火災保険に安く加入できるため、ぜひ補償を備えておきましょう。

 

☆章の要点

① 埼玉県は首都圏の中では最も火災保険料が安い。なぜなら、地盤が固く海に面しておらず比較的災害が発生しにくい地域であるからである。

② 埼玉県で過去に発生した災害は、地震や水害が多い。利根川や荒川が流れているため、災害時に対応できるように水災補償を備えておくと良い。

 

 

海が近くにないので、隣県からの津波が埼玉県まで広がることはまず想定しにくいです。

また、地盤が固いので埼玉県を震源とする大地震は起こりにくいと考えて良いでしょう。

しかし、そうはいっても何が起こるかわからないので、全く対策をしないことは誤りです。

 

一般的に、近所に川がない場合や海がない都道府県にお住まいですと、火災保険料を節約するために水災補償を外す傾向があります。

しかし、利根川や荒川の近くに住んでいる方は、水害が起きたら真っ先に氾濫をするような川のため必ず水災補償を付けるようにしましょう

補償があなたを守ってくれます。

 

また、埼玉県でよく起こりやすい災害として竜巻が挙げられますが、これは火災保険の風災補償が適応される場合がほとんどです。

竜巻によって生じた屋根瓦の修理費用などが補償されるため、ぜひ備えを持っておきましょう。

水災、風災補償に関しては、こちらの記事でもご紹介させていただいているので、ぜひご覧ください。

台風は火災保険で補償が受けられるのか?

 

 

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災害が発生しにくい地域でも火災保険に加入をしよう!

火災保険料は地域ごとに異なるため、災害が発生しにくい地域や消防機関が多い地域であれば、基本的な補償のみをつけた場合は保険料を安くすることが可能です。

そのような地域ですと、「わざわざ火災保険に入らなくても良いのでは?」と思ってしまいがちですよね。

 

しかし、埼玉県の例でも挙げさせていただきましたが、災害発生率が低い地域であっても絶対に安心だとは言えません。

たとえば、海に囲まれていない地域であっても近くに山があれば土砂崩れの危険性があります。

竜巻などの風災は、風の強い地域であれば頻繁に発生するでしょう。

このように、災害が少ないだけであって全く無いわけではないので、火災保険で基本的な補償を備えておく必要があります。

万が一のことが起きてからでは遅いので、ぜひ火災保険に加入をして災害に備えて起きましょう。

 

☆章の要点

・災害発生率が低い地域でも、全く災害が発生しないわけではないので、火災保険で必要な補償を備えておく必要がある。

 

あなたにとって必要な補償は、ご自身で決めることになります。

しかし、火災保険は専門的な内容になるので、1人では決め兼ねますよね。

そんなあなたにおすすめなのは、火災保険の一括見積もりサービスです。

これは、条件に合った火災保険について、複数社の見積もりを請求できる仕様になっているため、火災保険に初めて入る方におすすめなのです。

また、見積もりを受けると同時に専門家のアドバイスを受けられるサービスも存在するので、不明な点を解決しやすいと評判も良いことが挙げられます。

一括見積もりについては、こちらの記事でもご紹介させていただいているので、ぜひご覧ください。

戸建て住宅にかける火災保険の一括見積もり

 

 

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