屋根塗装の初心者でもあなたの住宅に最適な塗料がひと目でわかる!

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auiewo編集部
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住宅・建設業界のライター歴8年の編集が主に執筆。必要とされる記事をわかりやすく執筆することを目指しています。

出典:郡山市、いわき市の屋根塗装

 

「自宅に適した屋根用塗料を知りたい」

こう考える人は多いでしょう。

屋根に使う塗料の価格と耐用年数は以下のようになっています。

種類 参考価格 耐用年数 特徴
ウレタン 2,500〜3,150円 5〜7年 安いが寿命が短い
シリコン 2,800〜3,450円 6〜12年 一般的に使う塗料
ラジカル 2,900〜3,600円 7〜14年 コスパが良いが実績が少ない
フッ素 3,600〜4,050円 8〜15年 耐久性に優れるが価格が高い

 

塗料ごとに価格や耐用年数が異なるため自宅に適した塗料を選ばなければ余計な費用をかけてしまったり、必要以上の耐用年数の塗料を選んでしまったりするでしょう。

この記事では、初心者でも安心して屋根塗装ができるよう、あなたの住宅に適した塗料の選びかたを紹介します。

具体的には、

  • 塗料の種類や価格、特徴
  • 塗料の性質については
  • 屋根塗装が必要な屋根・不要な屋根の見分けかた

を解説していきます。

 

屋根塗装に使う塗料の種類・価格・耐用年数をチェック!

屋根塗装に使う塗料は主に4種類あります。ウレタン、シリコン、ラジカル、フッ素です。

これらの分類を「塗料グレード」と呼びます。

近年では耐久性が低いウレタン塗料が使用されるケースは減り、価格が安くなってきたシリコンとフッ素が主流となっています。

 

屋根塗料は、外壁塗装と比べると耐用年数が短くなります。

これは、外壁に比べて屋根が紫外線や雨風の影響を受け安いことが原因です。

屋根は外壁に比べて劣化が早いため、外壁塗料だと最大で15年もつシリコン塗料でも屋根に塗ると12年しか寿命がありません。

では、各塗料グレードにはどのような特徴があるのでしょうか。

 

各塗料グレードの特徴や価格、耐用年数

屋根塗装で使う塗料グレードは以下の4種類です。

種類 参考価格 耐用年数 特徴
ウレタン 2,500〜3,150円 5〜7年 安いが寿命が短い
シリコン 2,800〜3,450円 6〜12年 一般的に使う塗料
ラジカル 2,900〜3,600円 7〜14年 コスパが良いが実績が少ない
フッ素 3,600〜4,050円 8〜15年 耐久性に優れるが価格が高い

 

価格や耐用年数(塗り替えまでの期間)を比較して、最適な塗料を選びましょう。

各塗料のメリットとデメリット、向いている人を以下で紹介します。

 

ウレタン塗料

出典:サンコウホーム

 

主にポリウレタン樹脂を使用した屋根塗料で、光沢と高級な質感を得られるのが特徴です。

メリットは価格が安いことです。

紹介した4種類の塗料のなかでは工事価格が最も安いため、リフォーム費用を多く用意できない人に適しています。

また、樹脂に弾力性があるためひび割れが起こりにくいメリットもあります。

 

デメリットは耐用年数が短いことです。

工事価格は安いですが塗り替えまでの期間も短いため長期的に考えると費用が高額となるでしょう。

ウレタン塗料は、5年程度で屋根の張り替えをしたり取り壊したりする住宅に向いているでしょう。

屋根に利用するウレタン塗料の商品例としては、日本ペイントの「ファインルーフU」などがあります。

 

シリコン塗料

出典:itoutosou-f.com

シリコン樹脂を利用した塗料です。

シリコン樹脂とは、ケイ素を中心としてシロキサン結合した無機化合物の総称です。

近年のシリコン塗料には「アクリルシリコン樹脂」が利用されています。

アクリルシリコン樹脂とは、耐久性が低い「アクリル樹脂」をベースとしてシリコンを混ぜ合わせて性能を飛躍的に向上させた物質のことです。

 

メリットは気候の変化や耐熱性に優れていて汚れがつきにくいことです。

シリコンは日本の住宅で最も利用されている塗料で、実績が豊富なため安心して利用できます。

デメリットは耐用年数がやや短いことです。

工事費用を節約するためには、外壁と屋根の塗装は同時に行うことが推奨されています。

 

このため屋根の耐用年数を外壁と揃える必要がありますが、外壁に一般的に使われる塗料は10〜15年の耐用年数があります。

この耐用年数に屋根の寿命を揃えようとするとシリコン塗料ではもちません。

外壁にシリコン塗料を使う場合は屋根にはフッ素塗料が適しているでしょう。

シリコン塗料は、外壁にウレタン塗料を使う場合や、次のリフォームで屋根だけを塗装したい場合に適しています。

屋根に利用するシリコン塗料の商品例としては、日本ペイントの「ファインシリコンベスト」などがあります。

 

ラジカル塗料

出典:横浜で外壁塗装

塗料が劣化する原因となる「ラジカル(劣化因子)」の発生を抑制した塗料の総称です。気候の変化や汚れに強い特徴があります。

他の塗料と違って「ラジカル樹脂」という物質があるわけではなく、アクリル樹脂やシリコン樹脂のラジカルを抑制することで耐久性を向上させた塗料です。

2012年に登場したばかりの最新塗料で、認知度も高くはありません。

 

メリットはコストパフォーマンスが高いことです。

シリコン塗料と大差がない価格でありながら耐用年数は非常に長いため、シリコンにかわって今後の主流塗料になるとも言われています。

デメリットは実績がほとんどないことです。

2012年に登場したばかりの塗料であるため、耐用年数を耐え抜いた実例がありません。

 

公開されている耐用年数はメーカーによる耐久テストから計算された推定年数であり、実際にどのくらいの耐久性があるかは不明瞭です。

ラジカル塗料は、失敗するリスクを抱えてもいいからコストパフォーマンスを高めたい人に向いているでしょう。

屋根に利用するラジカル塗料の商品例としては、日本ペイントの「ファインパーフェクトベスト」などがあります。

 

フッ素塗料

 

出典:外壁塗装ネット

フライパンなどにも使われている「フッ素樹脂」を利用した塗料です。

フッ素樹脂とは、エチレン重合体の水素原子をフッ素に置換して結合させたものを指します。

耐摩耗性、耐絶縁性、耐候性に優れていて、近年では何度も改良された「4フッ化エチレン樹脂」が主に利用されています。

 

メリットは耐用年数が長いことです。

屋根に使う塗料では特に寿命が長い塗料でメンテナンスの手間も少なくて済むでしょう。

デメリットは工事価格が高いことです。

しかし工事価格は高いものの塗替えまでの期間が長いため、長期的に考えるとコストパフォーマンスはよい塗料と言えるでしょう。

 

フッ素塗料は、屋根の美観を長く保ちたい場合や、リフォームの回数を減らしたい人に適しています。

屋根に利用するフッ素塗料の商品例としては、日本ペイントの「ファイン4Fベスト」などがあります。

 

塗料の性質を知ろう!

屋根に使う塗料にはグレード以外にも特殊な性質や特徴があります

基本的には塗装業者に選んでもらえば問題ありませんが、覚えておくと工事の際に悪臭を避けられるといったメリットがあるでしょう。

 

特殊塗料

主な特殊塗料には「遮熱塗料」「断熱塗料」「光触媒」の3種類があります。

 

<遮熱塗料>

遮熱塗料は、太陽光が生み出す熱の発生を抑制する機能があります。

メリットは夏場の冷房費用を節約できることです。

デメリットは、冬でも熱の発生を抑制するため暖房費用が増えやすいことです。

このため冬は寒すぎず夏は暑い地域で利用するとよいでしょう。

遮熱塗料の商品例としては日本ペイントの「サーモアイSi」があります。

 

断熱塗料

断熱塗料は、発生した熱が塗料を通過しないよう遮断する機能があります。

メリットは夏場の冷房費用を節約できることと、冬場には室内の熱を逃さないため暖房費用を節約できることです。

デメリットは、充分な性能を有する断熱塗料がほとんど存在しないことです。

暖房や冷房費用を大きく節約できるほどの断熱性能を備えた屋根用塗料は片手で数える程度しかないでしょう。

断熱性能は遮熱性能と組み合わせることで相乗効果が期待できます。

断熱塗料の商品例としては、宇宙ロケットの技術を応用した日進産業の「ガイナ」が有名です。

「ガイナ」は断熱の他に遮熱性能も備えているため、冷暖房の費用を節約したいのであればオススメの塗料です。

 

光触媒

光触媒とは、光を当てることで汚れを分解する機能を持った塗料です。

光を当てることで汚れを自動で分解し、外壁を常にきれいに保ってくれます。

光触媒は、主にトイレメーカーのTOTOが販売していた商品です。

しかし2017年に販売を終了したため、今後はほとんど使われなくなると考えられます。

また、光触媒には屋根用の塗料がありません。もし利用する場合は外壁に使うこととなるでしょう。

 

水性と溶剤系

屋根用の塗料には水性と溶剤系の2種類があります。

違いは希釈方法です。

希釈とは、塗料を塗りやすくするためにシンナーや水を入れることです。

希釈に水を使う塗料が水性、シンナーを使う場合は溶剤系に分類されます。

 

水性塗料のメリットは悪臭がほとんどしないことです。また、溶剤系に比べて費用が若干安いことが多いです。

デメリットは、天候の影響を受けやすいことです。

塗装作業の際に天候が悪いと乾燥不良などを引き起こすでしょう。

 

溶剤系塗料のメリットは天候の影響を受けにくいことです。雨が降っている場合は無理ですが、湿度が高い程度なら問題なく塗装ができるでしょう。

デメリットは悪臭がすることです。

溶剤系の塗料は例外なく悪臭がするため、臭いが苦手な人には向いていません。

また、シンナーを利用するため引火の危険性があり、塗装中は火気厳禁となります。

 

艶の有無

艶があるほど塗装後に光沢がある外壁となります。

光沢があれば新築のような美しさを得られる一方で、ギラギラした印象を与えて悪目立ちしやすくなります。

ありすぎても困る艶ですが、まったくないと塗装直後の外壁でも汚れた印象を与えるでしょう。

 

艶の種類は全部で5種類あります。

  1. 全艶(艶あり)
  2. 7分艶
  3. 半艶
  4. 3分艶
  5. 艶なし

 

塗料によって艶の種類は決まっています。

すべての種類が存在する塗料は少なく、ほとんどは1〜3種類しかありません。

塗料の性質によって艶の有無が変わるため、商品によっては作れない艶があります。

特にフッ素塗料は塗料の性質上、艶を完全に消すことが難しいです。

塗装業者に艶ごとの見本を確認させてもらい、好きな種類を選びましょう。

 

1液形と2液形

混ぜ合わせる必要がなく単体で塗装ができる塗料が1液形、硬化剤などを入れなくては塗装ができない塗料が2液形です。

1液形と2液形はどちらを選んでも大きな問題はありません。

耐久性に若干の違いはありますが、業者の作業性に影響を及ぼすことが多いため塗装会社に任せてしまってもよいでしょう。

 

1液形は乾燥しにくく、翌日でも利用が可能な塗料です。

作業性が高く塗装作業が捗るでしょう。

 

2液形は乾燥しやすく、硬化剤を入れると数時間で使用ができなくなります。

このため一度に大量に混ぜ合わせることはせず、数時間おきに材料を作り直します。

2液形は混ぜ合わせる手間があるため作業が遅くなりますが、外壁との付着性や耐久性に優れています。

 

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塗装が必要な屋根と不要な屋根の違いをチェック!

出典:情熱リノベーション

屋根には塗装が必要な素材と、塗装してはいけない素材があります。

塗装が不要な屋根を塗ってしまうと機能が低下するおそれがあるため注意しましょう。

 

塗装が必要な屋根

塗装が必要な屋根は以下です。

  • スレート
  • 金属
  • セメント瓦

上記の屋根は塗装をしなければ劣化が早まるでしょう。

8〜10年程度で定期的に屋根塗装を行ってください。

 

塗装が不要な屋根

屋根塗装が不要な素材は以下です。

  • 日本瓦
  • アスファルトシングル

 

日本瓦は50年以上の耐用年数があると言われる高耐久素材です。

塗装の必要はなく、劣化した場合は交換するとよいでしょう。

アスファルトシングルは、シート状の素材を屋根に貼り付けるタイプです。

塗装しても耐久性が増すような素材ではないため劣化した場合は張り替えが必要です。

 

まとめ

屋根塗装で使う塗料は主に以下の4種類です。

  1. ウレタン塗料
  2. シリコン塗料
  3. ラジカル塗料
  4. フッ素塗料

 

  • 工事価格をとにかく抑えたい場合はウレタン塗料
  • 外壁を塗らずに屋根だけを塗装する場合はシリコン塗料
  • コストパフォーマンスを重視するのならラジカル塗料
  • 外壁と一緒に屋根を塗装する場合はフッ素塗料

が適しているでしょう。

一般的にはシリコン塗料かフッ素塗料を利用するケースが多いです。

塗料選びで迷う場合はシリコン塗料かフッ素塗料を選べば心配いらないでしょう。

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