外壁塗装の付帯部(破風、軒天、雨樋)ってなに?相場や注意点!

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auiewo編集部
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住宅・建設業界のライター歴8年の編集が主に執筆。必要とされる記事をわかりやすく執筆することを目指しています。

「外壁塗装の見積書に書いてある付帯部(ふたいぶ)について知りたい」

「付帯部の塗装相場を知りたい」

 

こういった悩みを抱えてはいませんか?

この記事では、外壁塗装における付帯部を紹介します。

 

具体的には、

 

  • 付帯部の種類
  • 付帯部を塗装する必要性
  • 塗装の相場
  • 塗装する際の注意点
  • 付帯部に使う塗料の選び方

 

を解説します。

 

付帯部の塗装知識を得ると詐欺にあいにくくなります。

悪徳業者に騙されないために付帯部塗装の詳細を知っておきましょう。

 

外壁塗装の「付帯部」ってなに?種類を紹介!

付帯部とは、外壁や屋根における広い面以外を指します。

建物の構造によって付帯部の種類や数は変化します。

付帯部の例としては以下があります。

 

  • 軒天井(のきてんじょう)
  • 破風板(はふいた)
  • 雨樋(あまとい・あまどい)
  • 水切り(みずきり)
  • 戸袋(とぶくろ)
  • 雨戸(あまど)
  • 門扉(もんぴ)
  • 庇(ひさし)
  • 塀(へい)
  • シャッター
  • ベランダの床、屋上

 

建物によっては上記以外にも付帯部が存在します。

付帯部ごとの役割を詳しく解説していきましょう。

軒天井(のきてんじょう)

 

外壁より外側に突き出た屋根の裏面、ベランダの下部、玄関の天井を「軒天井」と呼びます。

付帯部では代表的な部位です。見積書で「付帯部塗装」と書かれていた場合は軒天井が含まれているでしょう。

建物によっては軒天井がほとんど無い場合もあります。

破風板(はふいた)

 

屋根の側面に付いている板が「破風板」です。

屋根は下から風を受けると弱いという特徴があります。

破風板は、強風が吹き込んで屋根が吹き飛ばない対策として設置されています。

付帯部塗装では破風板も含まれることが多いです。

雨樋(あまとい・あまどい)

 

屋根から地面に雨水を流すための細長い排水道具が「雨樋」です。

雨樋が無いと屋根から落ちた水が玄関前や庭の地面を削ったり、落下した水によって外壁が汚れたりします。

雨樋が無いと外壁の劣化が早まるため、重要な付帯部の1つです。

戸袋(とぶくろ)

 

引き戸をあけた際に扉が収納される場所が「戸袋」です。

扉だけではなく窓を収納する場所も戸袋と呼びます。

昔ながらの住宅に見られるもので、近年では目にする機会が減りました。

水切り(みずきり)

 

建物の基礎と外壁のあいだに付いている金属が「水切り」です。

外壁から流れてきた雨水が土台の隙間から内部に侵入しないようにする目的で取り付けられています。

土台を汚さない役割もあります。

雨戸(あまど)

 

ガラス窓の外側に設置する板が「雨戸」です。

台風といった強い雨と風から窓を守るために存在します。

門扉(もんぴ)

 

建物の門にある扉が「門扉」です。

庭や門があるような広い住宅で見かけることがあります。

庇(ひさし)

 

日よけや雨よけを目的として玄関や窓の上部に取り付ける小さな屋根が「庇」です。

「霧除け(きりよけ)」とも呼ばれます。

金属や木材で簡単に作ることができ、サイディングやモルタルの外壁で多く見かけられる付帯部です。

塀(へい)

 

敷地や家を囲う付帯部が「塀」です。

塀の面積が広い場合は、他の付帯部に比べて塗装費用が高額になるでしょう。

シャッター

 

車庫や雨戸で利用するシャッターも付帯部の1つです。

シャッターは金属製のため外壁と異なる塗料を使います

ベランダの床、屋上

 

ベランダ床や屋上は他の付帯部と一緒に費用が請求されることはありません

なぜなら、ベランダ床や屋上は一般的な外壁塗料が使えないからです。

雨に強くなければいけないため防水加工が必要で、付帯部塗装とは工事の種類が異なります。

 

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なぜ外壁塗装で付帯部を塗る必要があるのか

 

「外壁と屋根だけを塗れば付帯部は放置してもいいのでは」と考える人がいるかもしれません。

しかし付帯部を塗装しなければ以下の問題が起こります。

  • 劣化した付帯部から水が侵入して雨漏りを引き起こす
  • 塗装が剥がれて付帯部の素材が腐食する
  • 見栄えが悪い

 

付帯部の素材は塗装をしなければ雨や風に侵食されて劣化します。

劣化が激しくなると雨が内部に侵入して雨漏りを引き起こしたり、周囲の外壁素材も劣化させたりしてしまいます。

 

また、付帯部だけがボロボロだと建物の見栄えが悪くなるでしょう。

外壁や屋根の塗装と同じく、塗装をしなければ建物に悪影響を及ぼします。

 

外壁における付帯部塗装の相場を紹介!

 

外壁塗装では付帯部の部位や塗料によって相場が大きく変わるでしょう。

統一された基準がないため業者によって価格は違うため、単価の一例を紹介します。

 

 

単位 単価目安
軒天井 1㎡ 1,100円
破風板 1m 600円
雨樋 1m 800円
水切り 1m 600円
戸袋 1枚 3,000円
雨戸 1枚 3,000円
門扉 1枚 6,000円
1㎡ 3,000円
1㎡ 3,000円
シャッター 1㎡ 3,000円
ベランダ床 1㎡ 5,000円

 

上記はおおよその価格です。住宅の構造、塗料、業者によって変わります。

また、付帯部が破損している場合は上記以外に部品の交換や補修費用が必要です。

 

付帯部を塗装する際の注意点を知って詐欺を回避!

 

外壁の付帯部を塗装する場合に注意しなくてはいけない点が3つあります。

 

  1. 付帯部に使う塗料の耐用年数は外壁と同じにする
  2. 付帯部のどこを塗るかを業者に確認する
  3. 塗料の商品名や、塗装する面積を具体的に記載しているかを確認する

 

注意点を守らなければ悪徳業者に騙されて高額な請求をされるおそれがあるでしょう。

付帯部に使う塗料の耐用年数は外壁と同じにする

耐用年数とは、次の塗替えをする目安時期です。

外壁塗装では屋根と外壁、付帯部に使う塗料の耐用年数は揃えましょう。

 

付帯部の耐用年数が屋根や外壁と違うと何が起こるのでしょうか?

屋根と外壁に使った塗料の耐用年数が15年、付帯部が10年だとします。

 

10年後に付帯部の塗装が必要となりますが、屋根と外壁は工事の必要がありません。

そのため付帯部を塗るためだけに10万円以上の費用を支払って足場の設置をしなければいけません。

 

足場費用を節約するために、屋根と外壁、付帯部の塗料は耐用年数を揃える必要があるのです。

付帯部のどこを塗るかを業者に確認する

外壁塗装において付帯部をどこまで塗るかは業者によって変わります。

軒天井と破風板は多くの業者が塗装するでしょう。

 

しかし雨樋や水切りなど、他の部位は含まない業者は珍しくありません。

付帯部はどの部位を塗装するのかは、業者に必ず確認しましょう。

 

特にベランダ床と屋上は、防水加工が必要なため外壁塗装の領域ではありません。

外壁塗装の業者は基本的に塗らないため、ベランダ床や屋上を塗装したい場合は事前に相談しましょう。

塗料の商品名や、塗装する面積を具体的に記載しているかを確認する

付帯部に利用する塗料は、塗装する下地によって変わります。

モルタル外壁、木材、金属のすべてに同じ塗料を使うことはありません。

 

付帯部ごとに塗装は異なるため、見積もり段階で塗料のメーカーと商品名は確認しましょう。

メーカーや商品名を見積書に記載していない業者は手抜き工事のおそれがあります。

 

見積書では、付帯部の塗装面積にも注目してください。

付帯部の面積を「一式」としか書いていない業者は高額な費用を請求してくるかもしれません。

 

雨戸や水切りなど付帯部でも細かい部位なら「一式」でも構いません。

しかし軒天井や破風板で数量が記載されていない業者は警戒しましょう。

 

外壁の付帯部に使う塗料で迷わないための選びかた

 

外壁の付帯部を塗装する場合、どのような塗料を使えばよいのかと迷うことでしょう。

付帯部における塗料の選択は業者に任せると簡単です。

あなたが気にすべき点は塗料の耐用年数です。

 

塗料には3種類のグレードがあります。

 

  1. ウレタン塗料
  2. シリコン塗料
  3. フッ素塗料

 

下にある塗料ほど耐用年数が長くなります。

 

同じグレードの塗料でも屋根と外壁、付帯部に塗るのでは耐用年数が異なります。

紫外線を常に受ける屋根は、外壁よりも塗料の耐用年数が短いです。

 

塗料は下地の材質によって劣化の度合いが変わります。

外壁と付帯部を同じ塗料で塗ってしまうと、耐用年数に差が生まれるでしょう

 

耐用年数を揃えるためには、外壁をウレタンで塗装して付帯部はシリコンにするといったように、部位ごとに適した塗料を塗る必要があります。

 

付帯部の塗装では材質によって塗料を使い分けます。

木材用の塗料を金属に塗ってはいけません。外壁や屋根の塗料が付帯部に使えない場合もあります。

 

塗装部位ごとに適した塗料を知るのは難しいため、見積もり段階で信頼できる業者を選別して付帯部の材料選びを任せるとよいでしょう。

 

ただし付帯部塗装の耐用年数を外壁や屋根と揃える必要があるため、見積もり時に「外壁や屋根の耐用年数と揃う塗料はありませんか?」と尋ねてください。

 

外壁の付帯部塗装でよくある疑問点

 

外壁の付帯部塗装で以下のような疑問を抱く人はいませんか?

 

  • 外壁塗装の付帯部は何色がいいのか
  • アルミサッシは塗装できるのか
  • 業者が塗装することが多い付帯部はどこなのか
  • 現地調査や見積もり費用は無料なのか

 

こういった疑問にお答えします。

外壁塗装の付帯部は何色がいいのか

付帯部は外壁や屋根と同じ色を塗りましょう

ただし部位によっては美しさを高めるために異なる色を使います

 

付帯部によく見られる色としては

 

  • 外壁あるいは屋根と似た色(ベランダ下の軒天井、雨樋、雨戸)
  • 白系(屋根下の軒天井)
  • 黒系(破風板)

 

があります。

外壁や屋根に使う色によって異なるため、業者と相談して決めるのも1つの手でしょう。

付帯部の色を窓のサッシに合わせるのもおすすめです。

アルミサッシは塗装できるのか

 

アルミサッシは基本的に塗装しません。

理由は、塗料が剥がれやすいからです。

念入りに下地処理をすれば塗装は可能ですが、外壁などに比べると塗料の耐用年数は短くなるでしょう。

業者が塗装することが多い付帯部はどこなのか

外壁塗装業者が付帯部塗装をする場合、一般的に行うのは「軒天井」と「破風板」です。「雨樋」を含める場合もあります。

他の部位は個別に相談が必要でしょう。

 

業者によっては他の付帯部を塗装するかどうかの相談すらしません。

そのため付帯部の塗装場所については細かく確認しておきましょう。

 

「ベランダ床」と「屋上」は防水加工と呼ばれる特殊な塗装が必要です。

外壁塗装ではなく防水加工の技術が求められるため、外壁塗装会社は基本的にベランダ床や屋上を工事範囲に含みません。

 

「外壁塗装をしたのにベランダの床が汚いままじゃないか」とならないよう、ベランダ床や屋上の防止加工については見積もり段階で業者に尋ねましょう。

現地調査や見積もり費用は無料なのか

現地調査や見積もりの費用は無料です。

特殊な事情がないかぎり費用を請求されることはありません。

安心して業者に見積もりを依頼しましょう。

 

まとめ

 

付帯部とは、外壁や屋根の広い面以外を指します。

例として破風板や軒天井、雨樋、シャッター、塀があります。

相場は部位ごとに異なるため統一された金額はありません。

 

付帯部の塗装をする際には、どこを塗るかを明確にしておきましょう。

ベランダの床や屋上などは外壁塗装の領域ではないため、あなたが相談をしなければ工事をしない業者が多いです。

 

付帯部は種類が非常に多いため、事前に業者に相談して部位ごとに適した塗料を選ぶようにしましょう。

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