よく新聞の折り込みなどで見かける「オープンハウス」という文字。
これは何なのでしょうか。
簡単に言うとオープンハウスとは「完成した物件を見てもらい購入の参考にしてもらう」イベントの事。
既に入居目前の完成見学会や、既に住まい手がいる中古物件を公開するイベントもこの「オープンハウス」に分類されます。
ここでは、建築家が自分のデザインを見てもらうために施主入居前の完成物件を公開するものについて主に触れることにします。
建築家による注文住宅の記事はこちらをご覧下さい。
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建築家のオープンハウスに行かないとわからない6つのこと
1.デザインのセンス
建築家主体で開催するオープンハウスは、その建築家のデザインのセンスが自分の好みに合うのかどうかを実物で判断できるということが何よりのメリットです。
既に建築済みのもののため、現物だからこそわかることが多くあります。
また、建築家がそのオープンハウスにいることがほとんどですから、その家がどんなニーズに応えるものなのか、そのためにどんな工夫をしたのかを細かく質問できることがうれしいところです。
自分が実現したい家が明確であれば、そのオープンハウスで取り入れられた工夫の一部を使ってもらえるかもしれません。
暮らし方のヒントも垣間見えることでしょう。
建築家の考え方、センスに直接触れることができるのが、このオープンハウスです。
2.建築家の人となりもわかる
会話をするうちに、その建築家の人となりもわかるでしょう。
一から設計してもらう注文住宅では、時によっては1年以上もお付き合いすることもある家づくりです。
その建築家のデザインのセンスと同時に、実現できないものの解決策など、長期にわたってお付き合いできるかどうかをそこで見極めることができるかもしれません。
気になる建築家が現れたら、その建築家の開催するオープンハウスに何軒もはしごする心づもりでいた方がよいでしょう。
家族の一生を託す家ですから、手間を惜しんでは後悔します。
チャンスを存分に活かし、「この人に頼みたい!」としっかりとした手応えを感じるまで訪問を繰り返してください。
3.施主と会えることも
多くの場合、オープンハウスは施主の厚意により公開されています。
そのため、タイミングが合えば施主との話ができることもあります。
差し障りのない範囲内で、そのご家庭が目指したもの、家に関してどんな要望を出したか、どんな問題を解決したかったのかを話してくださるかもしれません。
実際に家づくりを一から行った先輩として、色々なアドバイスをくださることもあるでしょう。
実体験に基づくお話ほど、本当に欲しい情報かもしれません。
もし施主の方にお会いできたら、遠慮せずどんどん質問をするとよいでしょう。
建築家とのお付き合いのコツも教えてくださるかもしれませんよ。
4.材質の手触り、色合いもチェック
内装に使用する床材や作り付け家具の色合い、壁紙の材質など、個々に選ぶとなるとどうしてもトータルでイメージしづらいことが多いのも家づくりの悩み。
これらを、実際に完成した家で触れることができるのも、このオープンハウスのメリットです。
どんな家でもそうですが、外観は人に見せるもの、内観は家族が毎日使う生活スペースという側面があります。
そのため、より力を注ぎたいのが内観。
家族が毎日使用する家の内部こそが大事です。
実際の使い勝手もさることながら、それを構成する素材や色合いなどトータルで体験できるのはとても貴重なチャンスではないでしょうか。
シックハウス症候群を少しでも減らすための珪藻土塗り(珪藻土について詳しくはこちら)から、エコを意識したクロス、天然木の床、作り付けの棚やテーブルなど選択肢が増え続けるこれら内装の組み合わせイメージはなかなか実体験できないもの。
作品の写真集からは伝わってこないものに出会うことができるでしょう。
オープンハウスだからこそ、直接見て、触れることができます。
建築家のセンスが一番問われる部分が内装かもしれません。
大手ハウスメーカーの展示場のような、必要以上の飾りつけもありません。
隅々まで見る、写真を撮るなどして、自分好みの内装を絞り込んでください。
実際の家づくりがスタートしたときに、「自分の作りたい家のイメージはこれ!」と伝えやすくなります。
5.周囲の環境もチェックできる
既に建築が完了した物件ですから、周囲の環境もきちんと理解できますね。
家を見ることもとても大事ですが、実際にご近所を歩いてみることも大事です。
周囲のご家庭の雰囲気や、お子さんがおられるご家庭なら通学路をたどってみる、お買いものがどこでできるのか、病院までは車でどのくらいなど、生活に関わる全てがチェックできるのもオープンハウスならでは。
その家を実際に購入する訳ではなくても、そこからのヒントはたくさん得られるので、「ご近所巡り」は是非実行してみてください。
自分たちが、周囲の環境に何を求めるのかが明確になります。
6.図面に対する感覚が養える
建築に携わる人でなければ、図面だけで空間をイメージできる人はなかなかいないものです。
オープンハウスでは、図面が掲示されていることもあります。
図面を見ながら、実際に家の内部を巡ることで、図面に対する実際の感覚を養うことができます。
図面と家とをセットで見ることはなかなかないチャンス。
建築家の設計意図を聞きながら図面と実際の家とを見比べることができるため、さらに理解と感覚が身につくことでしょう。
例えば、図面の数字の単位はミリです。
通常、住まいをミリ単位で認識している人はいません。
こういったイメージを身に着ける学びの場としても有効活用できるのではないでしょうか。
まとめ|建築家のオープンハウス
建築家の手がけた家のオープンハウスで得られることはとても多いとお分かり頂けたと思います。
また、中古物件であってもオープンハウスとして公開されることもあります。
家具が置いた状態のこともありますから、「ここで生活したなら」というイメージを存分に思い描けるのがよいところ。
ホテルのように着飾った展示場とは違った側面からの、家の理解が深まることは間違いありません。
建築家のオープンハウスで得られることは以下の5つです。
- デザインのセンス・・生活の舞台となる内観・内装を念入りにチェックできます。使い勝手を充分に考えた建築家の考えなどを知ることができるでしょう。
- 建築家の人となりもわかる・・オープンハウス公開期間中は建築家もその場に詰めています。実際に会話をし、設計意図などを問いながら、会話の中で建築家の人となりも理解できるでしょう。
- 施主と会えることも・・入居前の施主がその場にいることも少なくありません。その家への要望や建築家とのやりとり、その他のアドバイスがもらえることもあります。
- 材質の手触り、色合いもチェック・・バラバラに見せられる資材サンプルからは、なかなかトータルのイメージはしづらいもの。オープンハウスでは仕上がったものを見ることができますので、建築家のセンスを推し量ることも可能。
- 周囲の環境もチェックできる・・周囲の家との調和のとり方など建築家の考え方も透けて見えてくることでしょう。実際に土地から購入しなくてはならない場合のヒントも多くあるはず。
直接建築家に問い合わせや相談を持ちかけるのは敷居が高い、でもハウスメーカーでは物足りない こういった場合は、建築家主催のオープンハウスを有効活用してください。
また、auiewoでも随時オープンハウスなどのイベント情報も掲載して参ります。
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