リビング階段のメリット・デメリット!後悔しないための対策4つ

リビング階段のメリット・デメリット!寒さは大丈夫? 注文住宅
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近年、2階建てで多く採用されるリビング階段をご存知でしょうか。吹き抜けとも相性が良く、「家族が顔を合わせることが多くなる家づくり」を希望する方に人気です。その人気の理由やリビング階段の作り方、注意点など、事前に知っておいて頂きたいことをご説明します。

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1.リビング階段とは?

リビング階段とは?

リビング階段とは、文字通りリビングに取り付ける階段のことです。従来の、玄関スペースから2階に伸びる階段とは異なり、家族の集うリビングを通過することが一番の特徴です。玄関から各部屋に至る廊下を最小限に留めることができ、その分リビングや他のスペースを広く取ることもできます。

お子さんが幼稚園や学校から帰ってきたとき、自室に向かうお子さんの様子を伺うこともできますので、特に主婦(夫)にとってうれしいつくりです。吹き抜けのリビングに設置すれば、1階と2階の区分が緩やかになり、家族の一体感が醸成されやすいこともうれしいポイントです。

2.リビング階段を設置するための条件

リビング階段を設置するための条件

快適なリビング階段を実現するためには、階段のために最低でも約0.9坪(約2畳)を割けるリビングを作らなければなりません(直線階段の場合)。階段スペースだけで奥行き4メートルの約0.9坪が必要ですので、それにあわせてリビングの間取り(大きさ)や家具の配置を考えなければなりません。

理由は以下の通りです。

家を建てるためのルールである建築基準法に基づいて計算すると、1階から2階へまっすぐ上がる「直線階段」なら最低でも約1.8メートルの奥行きが必要です。しかしながら、これは最低基準であって、かなりきつい傾斜で実用的とはいえません。蹴上げと呼ばれる1段の高さは23センチ以下、踏み面と呼ばれる1段の奥行きは15センチ以上、幅は75センチ以上なければなりません。このルールにきっちりと沿っていたとしても、奥行きは約1.8メートル必要で、面積としては1.35平方メートル(約0.4坪)以上なければ階段は成立しないのです。

どんな世代でもゆったりと上り下りできる緩やかな階段を求めるのであれば、さらに奥行きは必要です。例えば駅の階段のように誰もが使いやすい仕様にするなら約4メートルの奥行きがなければなりません。このことから考えると、実用的な直線リビング階段を作るためには約3平方メートル(約0.9坪)を割かなければならなくなるのです。

3.リビング階段のメリット4つ

リビング階段を採用することで得られる4大メリットをお伝えします。ご希望のライフスタイルに沿った使い方・作り方はあるでしょうか。

3-1.子供が帰ってきたとき(出かけるとき)に顔を合わせることができる

子供が帰ってきたとき(出かけるとき)に顔を合わせることができる

幼い子供さんを持つ親御さんの心配事は、「わが子にいつもと変わったところはないか」というものです。幼稚園や学校から戻ってきたとき、家の中で遊んでいるとき、体調や心理的な問題を抱えていないか観察していたいという願いがあります。

リビング階段を採用すれば、子供さんが帰宅し、子供部屋に入っていくまでの間リビングを通過しなければならない間取りとなりますので、自然に様子を観察することができます。押し付けがましくなく様子を見ることができますので、会話を交わすのもスムーズです。

3-2.階段下を活用すれば、リビングに大容量の収納スペースが

上記でお伝えしたとおり、階段設置には思いのほか広いスペースが必要です。しかしながら、それを「デッドスペース」にしない方法があります。階段の下を収納スペースにすれば、家族で共用するリビングにも大きな収納を作ることができます。

例えば、誰かが泊まりに来たときのための寝具、お子さんのおもちゃ、ひな人形や兜など子供さんにまつわる季節の品など、共用スペースにこそしまっておきたいものも楽に出し入れできます。

3-3.吹き抜けと組み合わせて「2階と自然に繋がる」

吹き抜けと組み合わせて「2階と自然に繋がる」

吹き抜けの2階部分のリビング階段や廊下に近い部分に子供部屋や読書スペースなどを設ければ、1階のキッチン・リビングダイニングとの距離を縮めることができます。子供さんが遊ぶ声も聞こえますし、キッチンで調理するお料理の音・匂いも伝わり易く、親子相互に存在を確認しあいながら暮らすことができます。

3-4.リビング階段自体が「ベンチ代わり」に

リビングの内部に階段があれば、床に近い位置の段が子供のベンチ代わりとなり遊び場として活用できます。そばに本棚があれば絵本を収納できますので、まるで図書館か広場のように楽しめるスペースができあがります。

お友達を招いて食事やお茶、お酒を楽しみたい大人にとっても居心地の良いスペースを作ることができます。階段を壁付けにせずリビングの中央近くに設置できればソファー代わりに腰掛ける場所が作れます。座る箇所を固定しませんので、自由気ままにくつろげるリビングができあがります。

4.リビング階段のデメリット4つ

リビング階段は、リビングの一部であることから、いくつかのデメリットもあります。以下のものが代表的なデメリットです。

4-1.上階からの冷たい冷気が降りてくる

上階からの冷たい冷気が降りてくる

リビング階段は、1階と2階を「室内」でダイレクトにつなぐ部分です。このことから、特に冬場に寒さを感じる面は否めません。2階の冷たい空気が1階に降りてくるのです。裏を返せば、1階で温めた空気は2階に昇って行きますので、暖房効率が悪くなるといえます。

対策:カーテンや引き戸を設け冷気を防ぐ!

リビング階段のつくり方にもよりますが、階段の1階側ないしは2階側にカーテンや引き戸、ロールスクリーンなどを設置することで空気の出入りを最小限にとどめるという方法が簡単です。明るさを確保しながら空気だけを遮断したいときは、アクリル製の引き戸がよいでしょう。もしも家を建てる当初は必要を感じなくても、後に必要になるかもしれないことを考慮し、後付けできる余裕を持たせておくと安心です。

もしも吹き抜けとリビング階段を併せて設置したのならば、1階の天井に当たる部分の空間に「横」にロールスクリーンを張る方法も有効です。どうしてもロールスクリーンの出し入れが面倒なとき、せっかくの吹き抜けを冬も楽しみたいときは、天井にシーリングファンを設置したり、サーキュレーターをいくつか用意したりし、1階・2階部分を一体的に考えて空気の攪拌をします。

4-2.子供が友達を連れてきたときに毎回顔を合わせることになる

土曜や日曜、祝日の休みの日に、リビングでごろりと寝転び、テレビを見る…そのような過ごし方をしている方にとって、リビング階段はちょっとした注意点となります。子供やその他の家族が友達や知人を家に招いたとき、リビングを通過しなければ自室へ行けないつくりですので、気を使うことも多くなります。

対策:簡易的に区切れる工夫を!

リビングとダイニングを隣接させ、人の出入りがあるときだけダイニングに家人が移動、テレビは回転式のテレビ台でいる場所を向くように…などの工夫が必要です。それでも階段からダイニングが見えるようならば、リビングとダイニングの間にロールカーテンやパタパタカーテン(アコーディオンカーテン)をつけておくなど、簡易的に区切れるようにする必要があるかもしれません。

特に年頃の女の子が休みの日にくつろぎたいときには、部屋着・ノーメイクでいることも考えられますので、プライバシーの面からも特に注意をしたいものです。

4-3.1階・2階間の生活音が響きやすい

2世帯で同居するとき、もしくは親子・夫婦間で帰宅時間が大きく異なるとき、1階と2階の間での生活音が気になることがあります。家族間でお互いに気配が感じられるリビング階段の良さの裏返しでもあります。

対策:リビングを吹き抜けにしない!

生活音の響きを低減するには、リビング階段と吹き抜けとを組み合わせないことです。1階と2階のつながりをリビング階段だけに限定する必要があるでしょう。

4-4.キッチンから生活感・調理のにおいが漂いやすい

キッチンから生活感・調理のにおいが漂いやすい

リビングもしくはリビングダイニングのそばに設けるキッチンは、どうしても生活感や調理のにおいを撒き散らしてしまうものです。リビング階段を通じてにおいや油汚れが2階部分にまで到達してしまうことがあります。

対策:キッチンを壁付けにし、換気設備を充分なものに!

できるならば、キッチンは壁付けにして、パワフルな換気設備を準備するのがよいでしょう。キッチンエリアを壁で覆い独立させる、壁で覆い一部を開放したカウンター式にするなど、目に触れにくい工夫をしましょう。

流行しているアイランドキッチンは、リビングないしはダイニングにとても近い場所に設置するものです。どうしてもにおいや油汚れが部屋に充満しやすい状態となりますし、リビングからすぐに見えるため、生活感が丸見えになってしまいます。

リビング階段とアイランドキッチンの組み合わせは、日常の清掃やメンテナンスに充分に時間を割ける場合のみにするのが無難です。

まとめ

リビング階段は、家族との共有スペースが増える分「ふれあいの時間・チャンスの増加」「プライバシー面・自由な過ごし方が難しくなる」ことが紙一重の状態となります。そのどちらに重きを置くのかを一番に検討し、メリット・デメリットを総合的に考えましょう。

  1. 快適なリビング階段を設けるためには約3平方メートル(約0.9坪)が必要、希望するリビングの広さ・つくり方に合うかどうかが最初のハードル
  2. 子供の様子を自然に観察することができる、階段下を収納にできる、吹き抜けと相性が良いのがリビング階段のメリット
  3. 空調の効率が悪くなりがち、来客との不要な対面が増えくつろぎにくくなること、生活音やにおいの問題が起きやすくなることがデメリット。しかしながら工夫は可能
  4. 工夫の代表は、引き戸やロールカーテン、パタパタカーテン(アコーディオンカーテン)など。後付けできる余地を残しておくとよい

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