デザイナーズ一戸建てのメリット・デメリットとは?

建築家
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設計者:高橋洋臣さん

不動産を取り扱うサイトや、賃貸物件サイトでもよく目にするようになった「デザイナーズ」というキーワード。
大まかな特徴としては、やはり「独自のデザイン性」が挙げられます。

例えば、吹き抜けや螺旋階段、バスルームと洗面台のあるエリア(脱衣所)の仕切りが透明アクリル板―いわゆる「ホテルライク」な作りであることも多く見受けられます。
また、外観で言えばコンクリートの打ちっぱなしで、シンプルさと美観とのバランスが美しいものも数多くあります。

「とにかく自分のイメージ通りの家を作りたい」「他の家とは一線を画した家を持ちたい」「資産価値のある家が欲しい」―ご希望の基礎となる部分は異なっても、大まかに言えば「どこにでもある普通の一戸建ては嫌だ」というお施主さまのご希望に沿うのがデザイナーズ一戸建てであると言えます。

 

その他にも、デザイナーズ一戸建ての特徴(=メリット)は数多くあります。
デメリットと併せて探ってみましょう。
メリットはデメリットにも相通ずる部分がある事に気づいて頂けることでしょう。

本文に入る前に、この記事を読んでいるあなたへとっておきの情報をお伝えします♪
 

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まずはデザイナーズ一戸建てのメリット

【メリット1】狭小地など、特徴のある土地への対応力が高い

一般の工務店やハウスメーカーの家は、ある程度規格が存在し、そのアレンジで家を建てることが通常なのは知られています。
そのため、狭小地のように土地自体がクセを持っている場合に、対応力に欠けます。

その点、デザイナー(建築家)が一棟一棟設計を行うデザイナーズ一戸建ては、このようなクセを持つ土地に強いことは大きなメリットと言えます。
狭い土地にいかに希望する機能を持たせた家を建てるか、という工夫を見せてくれるのです。

 

【メリット2】とにかくオリジナルな家が欲しいという方に

家の造り(設計)だけでなく、建築資材や設備に至るまで全て希望のテイストで揃えてもらうことが可能です。
輸入物を含め日本国内で手に入るものすべてが対象となりますから、建築資材の組み合わせは無限大といっても過言ではありません。
「この中から選んでください」という狭い選択肢しかない、これではさみしいといった場合には、是非デザイナーズ一戸建ても検討してみてください。

 

【メリット3】意外とコスト面でもメリットが

予算に対しての相談にも乗ってもらえます。
これは意外に思われますが、使用する資材(設備を含む)で削ることのできるコストは思ったよりも多いものです。

「こういったテイストで建てて欲しいのですが予算が…」「ではこの壁材とシステムバスに似たものがありますが、こちらですと●万円ほど減額できますよ」という代替案を出してもらえるのです。
これも、規格として定められていないからこそできるワザです。
家を建てる側の希望するテイストを把握した上で、それを実現するための道をひとつひとつ探ってくれるのです。

 

【メリット4】設計だけでなく、監理もしてくれる

設計通りに施工が進んでいるのかどうかのチェック作業を「監理」と呼びます。
建築家は、お施主さまと一緒に考えた設計内容の実現具合を、現場に何度も足を運び細かくチェックしてくれます。
指定した通りの資材を使用しているか、壁が塗り壁であれば、思い描いた通りの表情であるかなどの細かな点まで自らの目で確認してくれるのです。
家の耐久性は当然のことながら、しつらえの細かな表情に至るまでをお施主さまの希望に近づけるように監理してくれます。

 

次にデメリット

【デメリット1】デザイナー自身の主義・主張との対立

デザイナーは、何と言ってもデザインを売り物としています。
そのため、テイストを始め、ほんの小さな部分でお施主さまとの意見が食い違いそこでお話が終了となることもまれにあります。
中には、キッチンの水栓(蛇口デザイン)一つでご破算になったという話も…。

その際も、設計料金が発生していることがあります。
そういった事態を避けるために、作品集を細かくチェックして「この人のセンスに委ねたい」と思えるデザイナーを事前に見極めておく必要があるでしょう。
相談料金が無料の段階で、そのデザイナーとの相性を判断することも必要です。
一緒に家を作りあげるという作業は長い期間を要します。

こちらの伝えたいことを汲み取ってくれ、なおかつ受け止めた上でそれを実現・解決する方法を明確に提案してもらうという一連の作業をスムーズに行うためには、デザイナーとの人的相性もとても大事です。

 

【デメリット2】夢=実用性でなくなるケースも

希望のデザインを追うばかりに、住み心地が犠牲になることも発生するかもしれません。
住み心地やメンテナンスの簡易さまできちんと考えてくれるデザイナーと一緒に家づくりをしましょう。
デザインの定義は実に曖昧。

「他にない見た目こそがデザイン」と意識している方もいれば、「機能美こそがデザイン」と理解している方もいらっしゃいます。
この、デザインの定義の面で基本ラインが合致してない者同士では作業は難航するかもしれません。
先の「人的相性」の部分にも相通ずるものがあります。

 

【デメリット3】打合せに時間がかかってしまう

これはもう、宿命としか言いようがありません。
ゼロから自分好みの家を、資材ひとつにいたるまで相談しながら決めてゆくのです。
半年~1年を見込んでくれ、という建築家もいます。

このような「相談しながら青写真を描く」作業を楽しめる人、もしくは時間的な余裕がある人でなければ、デザイナーズ一戸建ては難易度が高くなってしまうでしょう。

 

ですがせっかくの個性的な家を求めるのですから、このような期間をしっかり楽しんでください。
例え予算や土地などの問題から諦めざるを得なくなった部分が出てきても、自分自身が納得して諦めるのでなければいつまでたっても後悔は付きまといます。
一生もののお買いものである家ですから、全ての面で納得して家を建てることはとても大事です。

 

【デメリット4】デザイン料と設計料が別であることも

通常、建築家の設計料金は、総工費の10~15%程度と言われます。
建築家によっては、これとは別にデザイン料を設定している人もいるようです。

デザイン料は、このような粗方の規定がないだけに、「言い値」。
後々のトラブルにならないように、事前に「設計とデザイン料は別ですか?デザイン料が別ならばおいくらですか?」と確認しておいてください。

 

最後に

このように、夢のマイホームを実現するために検討したい「デザイナーズ一戸建て」も、良い面ばかりではないことが解ってきました。
メリットは、イコール、デメリットでもあります。
これらのメリット・デメリットも、建築家の考え方や技術、お施主さまとの相性でカバーできる部分も大きいのが現実。

 

「あういえを」の作品集をじっくり見比べ、好みのテイストで仕上げてくれそうな建築家を探すところからスタートしてください。
そして、実際に連絡を取り、会って会話をすることで、設計から引き渡しまでの長期間を気持ちよくお付き合いできる人かどうかを見極めて家づくりに取り掛かってください。

ご家族の一生を希望のデザインの家で守りたい―このようなご希望に沿うためにも、まずは多くの作品をしっかりと見るところから始めてください。
その建築家ならではの作品の特徴や、それぞれの設計の意図が解るようになれば、お施主さま側もオーダーを伝えやすくなります。
目を肥やすことも、家づくりの勉強の大事な側面です。

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