トップライトは家のいろどり―メリット・デメリット・代替案7点

建築家
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設計者:西島正樹さん

極力自然光を取り入れ、エコで明るい家にしたいというご希望を持たれるお施主さまも多い事でしょう。
これに応えてくれるのが、トップライト(天窓とも呼びます)です。

特に建物の向きにより日光が取り入れにくい場合や、北向きの部屋に使われることの多いトップライト。
このような実際の機能のみでなく、オシャレポイントとしても愛されています。
西洋建物でも多く見らるこのトップライト、素敵ですね。

では、このトップライトの特徴や、気を付けるべきポイントについて見てみましょう。

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1.ロフトなど屋根に近いエリアの通気に

近頃はロフトも人気です。
このロフトのような、屋根に近い場所は、特に夏場に熱気がこもりやすいのがネックです。
屋根が近いということは、窓を設けづらくなってしまうということです。
また、そもそもロフトとは「居室」として考えないスペースです。
そのため、収納スペースと位置づけされ、換気用の窓しか認められないケースが多々あります。

トップライトと一言で言っても、フィックスタイプ(開閉できないもの)と、開閉式があります。
ロフトのように、通風をメインに考えなくてはならないエリアに設置するならば、開閉式でなくてはなりません。

ロフトを洗濯物を干す箇所として利用するケースにも、この開閉式のトップライトは必須です。
換気ができなければ、洗濯物が乾きにくいだけでなく、湿気で家が傷んでしまうかもしれません。
それでなくとも、家じゅうの熱気や湿気が屋根部分に集まりやすいのですから、換気の計画の上でも大事な役割を果たすのが開閉式のトップライトです。

 

2.青空や星空がインテリアになる

外部から見てオシャレポイントと考えがちなトップライトですが、これを家の内側から見てみると、青空や星空をインテリアとして取り込むことができます。
空色を絵のようにインテリアの一部とできることは、自然と寄り添う暮らしにぴったりです。
また、お天気の変化により注意を払うこともできるようになります。
ちょっと見上げれば空模様を観察できますから、「洗濯物を取り込んでおこうかな」といった実用的な面も見逃せないポイントかもしれません。

 

3.北向きや東向きの部屋の明るさ確保に有益

北向きの部屋は年間を通して陽が差すことはありません。
建築基準法では、居室には必ず窓を設けなくてはならないことになっていますが、規定通りの窓を設けても「明るい」と感じられるだけの採光は難しいものです。
そのため、北向きの部屋の屋根部分にトップライトを設けることで、より多くの明るさと解放感をもたらすために活用されています。

また、東向きの部屋でも同じことが言えます。
陽が差すのは朝の数時間だけ。
あとはほぼ北向きの部屋と同等です。
そのため、明るさ確保に採用されるのが、このトップライトです。

 

4.プライバシーと解放感の両立

バスルームや洗面室などの位置が、近隣の家に近すぎる場合、プライバシーの問題からあまり窓は大きくしたくない、設置したくないなどの希望がでてくることでしょう。
プライバシーと換気、解放感を両立させるためにも、このトップライトは活用されています。
お天気の良い休みの日は、トップライトから落ちてくる日差しを楽しみながらお昼間から入浴…。
まるで露天風呂にでも行ったような気分になれるかもしれません。

プライバシーを保ちつつも、明るさと解放感が必要なエリアに、このトップライトは有効に働いてくれます。

 

5.どんな種類を選べばよいのか

先にも少し触れましたが、トップライトにはフィックス式と開閉式があります。
北向きの部屋のように、既に窓はあるけれども、さらに明るさをプラスしたいような場合にはフィックス式でも問題はないでしょう。
ですが、屋根部分やバスルーム、洗面室のように換気も意識しなくてはならないような場所には開閉式であることが必須となるでしょう。

開閉式のトップライトには、手動で開閉するもの、スイッチやリモコンで開閉するもの、温度や降雨を察知し自動で開閉してくれるセンサー式のものがあります。
更には、ガラス部分も遮熱複層ガラス、網入りガラスなどから選べます。
夏場の直射日光が辛いと思われる場所には、専用のブラインドが出ていますし、網戸もあります。

このように、メーカーがそれぞれの工夫を凝らしたトップライトをだしていますから、必要に応じた選択をしなければなりません。

 

6.デメリットは「雨漏り」「清掃」

屋根部分を切り、取り付けをするトップライト。
そのため、施工やメンテナンスに長けた施工会社の存在が必須です。
せっかくの美観や、機能としての良さで取り入れたトップライトも、それが原因で雨漏りをし、家を傷めてしまっては大変なことになります。
特に屋根に設置するものであるという特徴から、DIYで手当てをすることには危険も伴うため不可能と考えておいてください。
また、窓ふきもそう簡単にはできないこともデメリットの一つです。
基本的に自分自身でどうにかできるものではない事をきちんと理解しておいてください。

 

7.トップライトが不安なら

太陽光を屋根に取り付けた透明な円形ドームから取り込み、アルミチューブの中を反射させながら希望の場所へ届ける「太陽光照明システム」というものも存在します。
2階の屋根で光を取り込み、アルミチューブを1階部分へダイレクトに引き込むことで暗くなりがちな1階の中心エリアを明るくすることもできます。
もちろん、この、光を導くためのチューブが短ければ短いほど費用はかかりません。
隣に家が建ち、ある日突然暗い家になってしまったような場合には、施工期間も費用も比較的安価なこの太陽光照明システムで問題解消するお宅もあります。
後付けのトップライトでは雨漏りが特に問題になる傾向にありますから、採光だけを考えるのであればこの太陽光照明システムの導入も検討材料に入ってくるかもしれません。

 

トップライトの魅力とデメリットは紙一重

天井部分に取り付けるトップライト。
様々なメリットと気を付けるべきポイント、代替案がありました。

  1. ロフトなど屋根に近いエリアの通気に
    家中の熱気があつまる屋根そばの空間には、換気のための窓がとても大切。
    熱気と共に湿気も集まることから、換気は必須項目。
  2. 青空や星空がインテリアになる
    外観のみならず、内側からもワンポイントとなるトップライト。
    青空など外の風景を1枚の絵のように、部屋の飾りにすることができる。
  3. 北向きや東向きの部屋の明るさ確保に有益
    建築基準法で求められるの窓は確保されていても、北向きの部屋は陽がはいらず、東向きの部屋は朝の数時間しか陽はささない。
    そのため、日中の明るさを求めるためにトップライトは有効。
  4. プライバシーと解放感の両立
    バスルームや洗面室などのように、プライバシー面から窓を設けたくない、設けても小さな物しかつけたくない様な場合に便利。
  5. どんな種類を選べばよいのか
    トップライトと一言で言っても「フィックス式」「開閉式」がある。
    また、開閉式にも手動・自動・センサー式などがある。
    網戸やブラインドが必要だろう。
  6. デメリットは「雨漏り」「清掃」
    屋根を切り、施工するトップライトであるだけに、数ミリの隙間であっても雨漏りが心配。
    屋根の上であるだけに、清掃も難しく、補修もDIYでは不可能。
  7. トップライトが不安なら
    トップライト自体が不安ならば、太陽光照明システムも選択肢に入れてみるべき。
    集光し、目的の部屋まで明るさだけを届けるので、熱は運ばない。

 

トップライト(天窓)の魅力は、その「オシャレ感」と「明るい家の実現」がトップに上がります。
ですが、気を付けなくてはならない部分もいくつかありました。

建築家との打ち合わせの中で、これらの気になる点をクリアできるようでしたら是非ともチャレンジしてみたいものです。
単なる「オシャレポイント」には収まりきれないトップライトのメリット。
機能的な面にも着目して、建てようとしている家にジャストフィットする機能を持ったトップライトを採用してください。

 

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