建築家の仕事内容Vol,2〜SSD建築士事務所瀬古智史氏のケース~

瀬古智史 建築家
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「我が家らしい家」を建てたいと思ったとき、建築家とつくる家を候補に挙げたくなりますね。しかしながら、建築家との家づくりはどう進んでいくのか、気になったことはありませんか。

実際に建築家との家づくりを決めた方は、どのようにその建築家と出会い、「この人と一緒に家をつくろう」と決めたのでしょうか。

ここでは、実際のプロジェクトの出会いのきっかけから設計、竣工までのプロセスなど建築家へのインタビューによりご紹介します。

今回、取り上げる建築家はSSD建築士事務所瀬古智史さんです。2017年7月に三重県鈴鹿市に竣工したばかりの素敵なお宅はどのようにして出来上がったのでしょうか…。

本文に入る前に、この記事を読んでいるあなたへとっておきの情報をお伝えします♪
 

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鈴鹿市「双子のibushiの舎」は親子世帯で快適に暮らす木組の家!

「双子のibushiの舎」は、日本の気候に最も合う木組の家です。親世帯・子世帯間で程よい距離感を保つため、別棟ながら仲良く寄り添うよう工夫しています。

外観はほぼ同じように見えますが、親御さん世帯とお子さん世帯とでのニーズの違いに対応するため、間取りはそれぞれ異なります。

図2

親御さんの棟では、オールフローリングではなく、一部に和室を設けています。

図3

思い出の品など、どうしても捨てられない家財道具や趣味の道具を二階に納めます。自然な換気ができるよう、吹き抜け上部の小屋裏には窓を設置しました。

図4

お子さん世帯のリビングダイニング。立派な柱と梁が家を守ると同時に、見た目にも力強さを感じさせてくれます。

図5

リビングダイニングを一望できるキッチン。キッチンの動線についてはご納得いただけるまで丁寧に時間をかけました。

図6

土壁も職人(左官)が丁寧に仕上げています。土壁といっても、決して古さを感じさせないテクスチャとしました。

図7

くさび止めほぞ。日本には、木の性質を知り尽くした職人が受け継いでいる様々な技があります。

図8

建築家という選択に至った理由とお施主さんとの出会い、そして決め手は?

ぼんやりとあった建て替え計画にも、なかなか親子が足並みを揃えて動き出すのは難しいこと。 いくつものビルダーを回り、じっくりと家づくりの勉強をされた建築主様が、ようやく親子世代で意見が一致してご相談を頂きました。

土壁・伝統的構法を採用するも懐古的なデザインではなく、二棟の意匠的な統一感を出しながらもそれぞれの個別提案とすることにより、世代の違う各々の世帯のご要望をバランスよくご提案できたことが、ご依頼に繋がったのだと思います。

お施主様の希望(課題)とそれに対する解決策は?

ご両親世帯では、捨てられない家財道具やご趣味の道具を、2Fの広い収納空間と1Fの土間収納空間で管理しながら楽しんで頂くようなプランとしました。

若夫婦世帯では日々の家事動線の効率化とご両親世帯との関係やご趣味の空間を、ご両親世帯棟プランとのベストな位置関係を模索しました。

設計段階でお施主様の要望を汲み取るために工夫してきたことは何ですか?

二世帯住宅というのは関係するキーマンが増えて、単世帯住宅よりも意見調整に手間取ることも多くなります。

しかし、ご家族皆様の意見を高次元で調整するには、そこでの手間を惜しまず時間をかけて調整することが重要になってきます。紆余曲折なプロセスが重要となってくるのです。

そのため、できるだけ親御さんとお子さまの2組の家族が揃うようスケジューリングしながら、それぞれのご意見を丁寧に聞くよう心がけました。

設計者とすべての住まい手が、プランニングを重ねながらスタディーして最終形へと導かれていく、その過程が大切だと考えています。

打ち合わせはどれくらいの頻度でどれくらいの期間行われましたか?

前述しました様に二世帯住宅的な流れも相まって、月2,3回のペースで着工まで通常の倍、約1年の時間を掛けています。

工事期間中はどのような仕事をしてこられましたか?

今回は分離発注方式で工事を進めておりますので、通常の設計監理のほかに現場管理も担当して、打ち合わせから各職人さんへの指示等もこなしています。

個人的なことも聞かせていただけますか?

無垢の木材と建築が好きで、木工や建築が趣味とも言えますが、その他には偶に友人に誘われてフライフィッシングしたり、ピアノの練習に行ったりしています。

設計事務所紹介

設計事務所紹介

SSD建築士事務所株式会社では、無垢の木材の良さをご案内しながら、ご予算に合わせた臨機応変なご提案をさせて頂いており、木組土壁の伝統的な仕様からセルローズファイバーを採用する乾式の仕様、傾斜地でのRC混構造や地下空間を設ける構造等、自由な発想で建築主様の潜在的なニーズを形にしていくことを得意としております。

今後も設計だけではなく現場での納まりにも重きをおき、木工や漆塗り等の魅力あふれる仕上げにも関与しながら、空間のディティールの質を高めてより良い建築を目指していきたいと考えています。

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