住宅ローン審査に通らない人の特徴!知っておくべき7つのポイント
最近は、住宅ローンの審査に落ちる人が増えています。
ローン審査に落ちる人と通る人は一体何が違うのでしょうか。
今回は、住宅ローン審査に通るために知っておきたい7つの審査ポイントをご紹介します。
これを見て、ローン審査をバッチリ攻略しましょう。
住宅ローンの審査に落ちる人の特徴!
冒頭でもご紹介した通り、最近は住宅ローン審査に落ちる人が増えています。
その理由を簡単にまとめると次の2つになります。
- 消費者金融で手軽にお金を借りられるようになったため、無意識のうちに借金を抱えてしまっている人が増えた
- 正社員での終身雇用制度からフリーター、派遣社員という雇用形態に変化したため、年収や勤続年数が安定しなくなった。(但し、近年では派遣社員や契約社員という雇用形態が増えてきたため、金融機関も勤続年数や契約更新回数を考慮してくれる場合もある)
このように、昔とは事情が変わっていたために、ローン審査に落ちる人が増えてきたのですね。
しかし、ローン審査に一度落ちたからといって家や土地の購入を諦める必要はありません。
ローン審査のポイントを良く知ることでできる対策があります。
金融機関はココを見ている!7つのポイント
住宅ローンを借りるためには、金融機関の審査を通らなければなりません。
では、金融機関は、借りる人のどういったところを見て審査しているのでしょうか。
国土交通省の「平成24年度民間住宅ローンの実態に関する調査」の結果報告書
(出典;https://www.mlit.go.jp/common/000989724.pdf)
によると、審査基準となる約20項目のうち、次の7つのポイントが重要視されています。
金融機関の審査基準上位7つ
- 完済時年齢
- 借入時年齢
- 返済負担率
- 勤続年数
- 年収
- 担保評価
- 健康状態
完済時年齢、借入時年齢、返済負担率、勤続年数、年収の5項目は、完済までの間、継続・安定的に返済がなされるかどうかを見極めるポイントとなります。
担保評価は、購入する物件の担保価値が低いとその評価額を上回る金額は借りられない場合があるということです。
このように、ローン審査においては一部上場企業などの大規模な会社に勤務していること、年収が高いことなどの条件よりも、年齢や勤続年数の方が非常に重要であるということを覚えておきましょう。
極端な例だと、年収1億円のプロ野球選手や年収500万円の契約社員より、年収500万円の正社員や産休中の公務員の方がローン審査は通りやすくなります。
現在の収入が多くても将来はどうなるかわからない人よりも、毎月安定的に返済してくれる人や、公務員など解雇される心配が少ない人が審査に通るのです。
また、健康状態については、平成23年度に比べ、平成24年度の調査では審査基準の上位項目に上がってきましたので押さえておきたい審査ポイントです。
例えば、糖尿病などの慢性疾患に罹っていると、団体信用生命保険(団信)に加入できないことがあるため、住宅ローンの審査が通らないことがあります。
☆団体信用生命保険とは
団体信用生命保険は略して団信(だんしん)ともいいます。住宅ローンのように長期に渡る返済の場合、万が一、借りている本人が死亡や高度障害が残った場合に本人に変わって団信が住宅ローンの残債を支払ってくれる制度です。
ほとんどの金融機関は、団信加入をローン通過の条件にしています。
但し、住宅金融支援機構の「フラット35」や一部の金融機関では、団信に加入していなくても借り入れすることができますので、既往症が原因でローン審査に落ちても、諦めずに何社もリサーチしましょう。
また、金融機関が審査する重要な7つのポイントも言ってみれば、省庁の調査の結果です。結局は金融機関によって金利も多少違いますから、審査基準も多少変わってくる場合があり、ケースバイケースです。
ですので、一社のローンが通らないからといって住宅の購入を諦めるのは早すぎます。
最低でも二社以上は審査を申し込みましょう。
どうしても借りられないケースもある!?
ローン審査に落ちるには、原因があります。
その原因をこれまで7つに分けてご紹介してきました。
そのポイントを改善することや、(金利は高くなっても)審査を甘くしてくれる金融機関を探すことで、ローン審査を通過できる可能性が高くなります。
しかし、ローン審査通過のために積極的に行動しても、やはりどうしても厳しいケースもあります。
- 過去に金融事故を起こしたことのある人(自己破産したら10年は借りられません)
- 何社もの消費者金融からの借り入れがあり、多くの負債を抱えている人
- 消費者金融からの借り入れを何度も支払い遅延している人
- 会社(自営業でも勤め人でも)の経営状態が今にも危険な人
- 納税義務を怠っている人(税金滞納など)
この項目で特に注意したいのが、納税義務を怠っている場合です。
うっかり税金の支払いを遅延していた場合などは、ローン審査に通りません。
税金の滞納は、ローン審査において、消費者金融などからの借金やクレジットカードの支払い遅延と同程度の影響があります。
こういった場合は、いわゆる「ブラックリストに載っている人」となります。
金融機関が審査のために使う【CIC(指定情報信用機関)】の信用情報や支払い状況を見て、客観的に見て、住宅ローンの返済は難しいと判断され、審査に落ちてしまうのです。
☆CICとは
指定情報信用機関の略で、クレジットカードやローンの審査に欠かせない信用情報機関です。
クレジットカードや各種ローンの契約内容や支払い状況などの客観的事実を登録したもの。
必見!ローン審査に通るために今から出来る3つのこと
多くの金融機関の審査7つのポイントを好意的に見てもらえるように改善していくのがローン審査に通るためのコツです。
とはいえ、会社の経営状態が悪いからといって「勤務先を変える」、だとか、「自分の年収をあげる」などはそう簡単に取り組めることではありませんよね。
そこで、今すぐにでも出来る具体的な改善策を3つご紹介したいと思います。
1.消費者金融などで借金があるならすぐに清算する
土地や家の購入の頭金に貯蓄していたとしても、消費者金融からの借金があれば審査に通りません。
貯蓄をいったん借金返済にまわす、貯蓄がないなら親戚などに借りるなどして、とにかくいったん清算しましょう。
2.クレジットカード類の整理
使わないクレジットカードや消費者金融のカードがあれば、必要な枚数以外は全て退会・解約しましょう。
クレジットカード類は、たとえ利用額が少なくても、利用限度額を合算して負債とみなされてしまうためです。
3.年収は夫婦合算にする
物件の評価額に対して年収が少なく、それがネックでローン審査に通らない場合は、共働きをして、夫婦の年収を合算して借り入れの申し込みをすると審査に通ることがあります。
住宅ローンの審査に通るためにおさらい
今回は、住宅ローンの審査に落ちるのはどういう時なのかについて詳しく解説しました。
住宅ローンをこれから借りようという人は、自分の負債、納税、クレジットカードの状況などを今一度きちんと整理し、出来ることから今すぐにでも改善策を実施し、ローン審査に万全の状況でのぞみたいですね。
ローン審査の通過のカギは、年収に合った物件を購入するのかどうかです。自分の身の丈にあった家を選び購入することが非常に大切ですね。
- Tweet
-
-
関連記事
-
住宅ローンの借入可能額っていくら?―5パターンで考えてみたら…
「思い切って家を買おう」―こう思われる方の一番の関心事は、住宅ローンの借入可能額ですね。
-
リノベーションにローンは使える?―ローン2パターンを比較
中古住宅や中古マンションを購入し、リノベーション・リフォームすることが流行し始めていることは
-
住宅ローンの必要書類は―作成のタイミングで3つの側面が!
一生に一度のお買い物である家。 そう何度も経験することではありませんから、知らないこと
-
住宅ローン減税の条件―増税に負けない今春からの制度拡充をフル活用
住宅ローンを組むとき、「ちょっとでも得をする道がないか」と考えます。 それでなくとも高
-
土地購入だけでもローンは組めるか?だとしたら注意点ってあるの?
将来的に家を建てる予定はあるけれど、施工会社選びや間取りプランはまだまだ決まっていない。
-
住宅ローンの諸費用-家と土地以外に必要な8つの諸費用+削れる項目
家を購入するに当たり、土地や家以外に必要な費用はないのでしょうか。 それでなくともお高
-
住宅ローンと転職―金融機関がチェックしている主な項目6つ
住宅を購入するに当たり、住宅ローンを組む方がほとんどでしょう。 同じ会社に長期にわたり勤め
-
住宅ローンを頭金なしで―想定される最大のメリットと最悪の結末
家を購入する際に、資金面での充分な計画は必須条件。 ですが、まち中の利便性の良い土地が突然
-
住宅ローンの選び方|賢く借りよう!0から教えます!
マイホームを購入するとなると、多くの人が住宅ローンを組んで毎月返済していきます。 住宅
-
建て替えでローンは組めるの?―吟味すべき4ポイントが見えてきた!
「家を建て替えたくなってきた」―こういう場合は、家自体が古くなってしまった、家族構成が変わった、バリ

